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投票用紙を二重交付 期日前投票済みを見落とし

2024年10月28日

 赤穂市選挙管理委員会は27日、市内の衆院選投票所で、投票用紙の二重交付があったと発表した。

 発表によると、同日午前9時45分ごろ、坂越公民館投票所で、期日前に投票済みの有権者に対し、小選挙区・比例代表・最高裁判所裁判官国民審査の投票用紙を二重に交付した。名簿照合係の職員が期日前投票済だと気付いたが、すでに投票箱に入れた後だった。

 選管の話では、この有権者は入場券を持参しており、受付時に職員が名簿照合の際に、期日前投票で投票済であることを見落とした。18日に同公民館で期日前投票した際には入場券を持参していなかったという。

 二重に投票された票の特定は困難なため、いずれの票も有効票として取り扱われた。選管は「非常に重く受け止めるとともに、深くお詫び申し上げます。今後は細心の注意をはらい、再度の発生防止と適切な選挙事務の執行を図ってまいります」としている。


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掲載紙面(PDF):

2024年11月2日号(2574号)1面 (7,916,019byte)


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