落語で笑って感性磨こう
2015年07月16日
技芸のコツも教わった出張落語鑑賞会
演者一人が言葉と身振りで場面を演じる落語を通じて想像力を育もうと実施。上方落語協会にも所属している桂阿か枝(あかし)さんと笑福亭喬介さん、囃子方の勝正子さんら3人が来校した。
阿か枝(あかし)さんは扇子を箸に見せたり、手ぬぐいで焼きいもを表現したりする技芸のコツを伝授。お囃子ワークショップでは、古典落語「皿屋敷」で幽霊のお菊が皿を数える演技に児童が挑戦。太鼓とドラで「ドロドロドロ〜」と鳴らす囃子も体験した。
締めくくりに喬介さんが一席を披露。動物園に雇われてトラの皮をかぶって檻に入った男の顛末をユーモラスにみせる「動物園」で会場を笑わせた。
「耳で聞いて頭の中で想像をふくらませる落語の楽しさを感じてもらえたのでは」と阿か枝さん。ワークショップでうどんをすする仕草を教わった守戸陸(もりと・りく)君(11)は「意外とお皿を持つ手の方が難しかった。落語家さんはすごい」と感心していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2015年7月18日(2144号) 3面 (11,967,486byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
伝統話芸のおもしろさ体験 [ 文化・歴史 ] 2016年12月05日二之丸庭園 13日から部分公開 [ 文化・歴史 ] 2016年12月03日赤穂富士習字作品展の入賞者 [ 文化・歴史 ] 2016年11月30日クラシックピアノの全国コンクールへ 秦氏ゆかりの史跡を探訪 [ 文化・歴史 ] 2016年11月27日最後の忠臣蔵検定104人挑戦 [ 文化・歴史 ] 2016年11月27日自筆の著書や手紙も「山鹿素行」展 [ 文化・歴史 ] 2016年11月26日昭和の西播磨 写真集刊行 三木家文書公開 討ち入りの記述も [ 文化・歴史 ] 2016年11月25日県史跡の墓所 イノシシ被害 [ 文化・歴史 ] 2016年11月23日「祭」テーマに吹奏楽の演奏会 “赤穂富士”テーマに習字コンクール展 尺八と琴の演奏発表会 赤穂美術協会が18日から小品展 [ 文化・歴史 ] 2016年11月18日「子ども義士物語」上演へ稽古真剣
コメントを書く