身近にある生命の神秘を観察
2015年07月26日
セミが羽化する神秘的な様子を見学した観察会
セミの幼虫は晴れた日の夕方に地中からはい出して樹木などに登り、日没後に羽化を始める。観察会は身近な自然環境への関心を高める機会として市環境課が企画。環境教育に取り組む「赤穂こどもエコクラブ」と合同で開催した。
参加者は地面の穴や前日までに羽化した抜け殻を手掛かりに、これから羽化しそうな個体を探索。動きを止めた幼虫の背が割れて成虫が姿を現し、緑がかった白い羽が徐々に伸び広がっていく過程を写真やスケッチで記録した。
この日はアブラゼミ、クマゼミの羽化を観察できた。加里屋中洲の小学4年、林浩太朗君(9)は「羽が丸まってて心配したけど、まっすぐ伸びてよかった」とやさしく見守っていた。
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