八幡宮が神輿の担ぎ手募集
2015年08月08日
52年ぶりに神輿を担いだ昨年の神幸式
神幸式は最も古い記録で寛文元年(1661)に行われている伝統行事。獅子舞と頭人行列はそれぞれ県、市の無形民俗文化財に指定されている。
担ぎ手不足で昭和38年以降は神輿を台車に乗せ、約300メートル離れた御旅所を往復。昨年の秋祭りで52年ぶりに氏子ら十数人で担ぎ上げたものの、300キロを超える重量があるとされる神輿を支えるには人数が少なく、鳥居前を一周するにとどめた。
「どうせなら、御旅所まで神輿を担ぎたい」と昨年の経験者たちから声が上がり、神社と関係者が協議。「尾崎地区限定」を条件に担ぎ手の公募に踏み切った。
昨年の担ぎ手の一人で、今年は神輿巡行委員長を務める松原町の会社役員、霜野昭徳さん(39)は「昨年は短い距離だったにもかかわらず、観客からとても喜んでもらえた。今年は御旅所まで担ぎたい」と意気込む。同神社権禰宜の中村彰伸さん(34)は「神輿は頭人行列、獅子舞とともに尾崎の祭りの華。祭りを盛り上げるために力を貸してほしい」と呼び掛けている。
20〜40歳の男性を対象に8月31日まで20人を募集。9月5日(土)夜に説明会を開き、10月18日(日)の本宮へ備える。同神社Tel42・2268(13時〜19時)。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2015年8月8日・第1部(2147号) 1面 (10,310,003byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
フォトクラブ赤穂「わが町」テーマに作品展 [ 文化・歴史 ] 2022年03月09日元赤穂LC会長 綿田幹治さん遺作展 [ 文化・歴史 ] 2022年03月07日市史史料集『柴原家文書』最終巻を刊行 [ 文化・歴史 ] 2022年03月06日第162回西日本珠算試験の昇段者 [ お知らせ ] 2022年03月03日5日にオンラインで秦氏フォーラム 赤穂からも参加 浅野長矩偲ぶ特別御朱印 命日の3月14日まで限定 [ 文化・歴史 ] 2022年03月01日地域活性化などオンライントーク 20〜30代募集 赤穂緞通を伝承する会 4年ぶり受講生募集 「里山」「清流」一行詩を募集 念願の絵本出版「ホクロのだいぼうけん」 [ 文化・歴史 ] 2022年02月19日第36回赤穂民報習字紙上展の入賞者 社会意識調査 阪大大学院が市民アンケート [ お知らせ ] 2022年02月18日高齢者大学のエッセイ同人誌50号に [ 文化・歴史 ] 2022年02月16日都計審、環境審など委員を公募 「昭和まで塩田残ったのは奇跡」日本遺産講演会 [ 文化・歴史 ] 2022年02月13日
コメントを書く