塩屋の風致地区でもメガソーラー計画
2015年09月12日
御崎の風致地区におけるメガソーラー施設建設計画が問題となっている中、塩屋の風致地区でも大規模太陽光発電施設の建設計画があることがわかった。
先月30日に近隣自治会を対象にした計画説明会があった。
説明会で配布された資料によれば、事業予定地は数年前まで観光牧場があった高山の中腹一帯。面積約2万8400平方メートルに約6800枚のソーラーパネルを設置し、約1500キロワットの発電量を見込む。昨年12月に経産大臣が事業認定を通知し、来年5月の売電開始を予定している。
赤穂市都市整備課によると、予定地は第2種風致地区に該当するため、事業実施には風致条例に基づく市の許可が必要。「今のところ、事業者側から相談はあったが、申請は出ていない」という。予定地の南の谷筋は「土石流危険渓流」(渓流の勾配が15度以上で土石流発生の危険性があり、人家や公共施設に被害を生じるおそれのある渓流)として兵庫県が公表している。
この計画を関連会社とともに進めている「ドルーズ株式会社」(神戸市中央区)によれば、今のところ、架台の支柱を地中約1・8メートルの深さまで埋設する工法を予定。「風速40〜50メートルまで耐えられる設計で国の基準を満たしている」という。
また、排水については、「地面をコンクリートで固めるような基礎工事は行わず、パネルとパネルの間にはすき間を設けるので、雨水の流出量が増えることは想定していない。水路の新設と補修で分散排水させる方向で考えている」とし、「今後も地元のみなさんとすり合わせ、理解を得ていきたい」と話した。
説明会に出席した塩屋東自治会の伊多義典会長は「まずは業者の話を聞いた段階。こちらとしては、排水や反射光、農作物への影響と、それらに対する対策を文書で提出するように事業者に求めた」という。
なお、同社が説明会で配布した企業紹介パンフレットには、2015年4月現在のプロジェクトとして塩屋地区の計画とは別に、周世地区での計画(面積約14万5500平方メートル、予定発電量5000キロワット)が明記されていた。この件について同社は「具体的には進めていない」と話した。
掲載紙面(PDF):
2015年9月12日(2152号) 1面 (11,855,742byte)
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先月30日に近隣自治会を対象にした計画説明会があった。
説明会で配布された資料によれば、事業予定地は数年前まで観光牧場があった高山の中腹一帯。面積約2万8400平方メートルに約6800枚のソーラーパネルを設置し、約1500キロワットの発電量を見込む。昨年12月に経産大臣が事業認定を通知し、来年5月の売電開始を予定している。
赤穂市都市整備課によると、予定地は第2種風致地区に該当するため、事業実施には風致条例に基づく市の許可が必要。「今のところ、事業者側から相談はあったが、申請は出ていない」という。予定地の南の谷筋は「土石流危険渓流」(渓流の勾配が15度以上で土石流発生の危険性があり、人家や公共施設に被害を生じるおそれのある渓流)として兵庫県が公表している。
この計画を関連会社とともに進めている「ドルーズ株式会社」(神戸市中央区)によれば、今のところ、架台の支柱を地中約1・8メートルの深さまで埋設する工法を予定。「風速40〜50メートルまで耐えられる設計で国の基準を満たしている」という。
また、排水については、「地面をコンクリートで固めるような基礎工事は行わず、パネルとパネルの間にはすき間を設けるので、雨水の流出量が増えることは想定していない。水路の新設と補修で分散排水させる方向で考えている」とし、「今後も地元のみなさんとすり合わせ、理解を得ていきたい」と話した。
説明会に出席した塩屋東自治会の伊多義典会長は「まずは業者の話を聞いた段階。こちらとしては、排水や反射光、農作物への影響と、それらに対する対策を文書で提出するように事業者に求めた」という。
なお、同社が説明会で配布した企業紹介パンフレットには、2015年4月現在のプロジェクトとして塩屋地区の計画とは別に、周世地区での計画(面積約14万5500平方メートル、予定発電量5000キロワット)が明記されていた。この件について同社は「具体的には進めていない」と話した。
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コメント
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投稿:赤穂義士 2015年10月16日良い事だ。
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投稿:匿名 2015年10月16日何人ぐらい集まるんでしょう。楽しみにしてます(笑)
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投稿:赤穂太郎 2015年09月16日裏で進められているのが良くない。
SEALDsみたくデモするのも一案かも。
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投稿:赤穂義士 2015年09月14日不満ならその基準を変える運動でもすればいい。
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投稿:赤穂太郎 2015年09月14日民間業者だから。
行政に言えば良い。
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投稿:hide 2015年09月14日http://agora-web.jp/archives/1647594.html
http://agora-web.jp/archives/1647597.html
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投稿:山梨県北杜(ほくと)市の太陽光乱開発 2015年09月13日0 0
投稿:負け組 2015年09月13日0 0
投稿:いったい、どーなってるの? 2015年09月12日これだけ日照時間が長い地域なのだから屋根や屋上で十分だと思います。
自然に手を付けることは簡単ですが、
その影響は人間の小さな頭では計り知れないものがある。
なめるとひどい目にあうのは地元民です。
このたびの鬼怒川大雨被害で十分思い知ったのではないでしょうか。
福島でも大雨で高濃度放射線の地下水が海にじゃぶじゃぶあふれ出ているようですね。
自分達の街は自分達でしか守れません。
越水「人災だ」住民反対押し切りソーラーパネル設置
http://www.nikkansports.com/general/news/1536943.html
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投稿:うさぎ 2015年09月12日施工業者と一部の人間が儲かるだけ。
石炭発電のほうがはるかにメリットがデカい
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投稿:ねこ 2015年09月12日直接の原因かどうかはともかく、地盤が不安定な土地に基礎工事無しのソーラーパネルを設置できる
現在の状況は、とても不安です。
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投稿:内海 2015年09月12日コメントを書く