赤穂出身ダンサーが「忠臣蔵」主演
2015年10月07日
自らプロデュースと振付も担当した「AKOU−ROUSHI」に主演する赤穂出身のダンサー、銀次郎
赤穂出身のダンサー、銀次郎が主演のほかプロデュースと振付も担当。「大石内蔵助役をさせてもらえるのは赤穂人にとって誇り。自分のベストをみせる」と意気込んでいる。
2年前に国内最大のストリートダンス・コンテスト「ジャパン・ダンス・ディライト」に出場。昨年10月、ダンスをベースにしたエンターテインメント集団「GEE・DANCE COMPANY」を自ら中心となって立ち上げた。
「大阪をエンターテインメントの首都に」と若手パフォーマーの発掘に力を入れている吉本興業傘下の芸能プロダクション「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」がバックアップ。今年8月の旗揚げ公演はミステリー・コメディ劇を演じ、満席の観客から喝采を浴びた。
本公演は出演者をオーディションで選考するなど1年がかりで準備してきた期待作。旗揚げ公演に続き、同エージェンシー所属の人気作家が脚本・演出を担当する。ダンスを軸にボーカル、コメディを織り交ぜながらスピーディーに展開。討ち入りの場面での圧巻のダンスが一番の見せ場だという。
役作りのために元禄赤穂事件や忠臣蔵の関連書籍を読んだという銀次郎。「強い芯があり、仲間を大事にする人」と内蔵助の人物像に思いを馳せる。今回の出演者は全員男性で、「迫力のある、熱いステージに仕上げたい」と本番へ向けて稽古に励んでいる。
同市天王寺区の「一心寺シアター倶楽」(JR・地下鉄各線「天王寺駅」より徒歩8分)で24日は午後7時、25日は午前11時と午後3時に開演。全席自由で3500円(当日4000円)。問い合わせはTel06・6644・6839(アカルプロジェクト)。
なお、本公演には銀次郎と同じ赤穂のダンス・スタジオ出身者も出演する。
▽山本貴仁▽浅木仁▽浅野尚之▽北波亮丞▽山下啄矢
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2015年10月10日・第2部(2157号) 1面 (6,814,589byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ イベント ]
春の義士祭 今年もコロナで中止 5日にオンラインで秦氏フォーラム 赤穂からも参加 「市民の夕べ」主催団体が「終了」決定 高岡達之氏講演会 先着100人にライブ配信 成人祝賀式 次回から「二十歳のつどい」 2月に赤穂で忠臣蔵浮世絵シンポ ベテラン農家が大津ダイコン直売 [ イベント ] 2021年12月21日市音楽協会 26日にクリスマス演奏会 高校生四十七士が勝ちどき 赤穂義士祭 大晦日に赤穂市民能「高砂」 希少なレコード再生 ビートルズ・コンサート [ イベント ] 2021年12月10日14日に赤穂義士祭 高校生四十七士が練り歩き [ イベント ] 2021年12月07日伝統芸能とヒップホップ融合「傘ダンス」 JR赤穂線70周年 12日に記念イベント [ イベント ] 2021年12月06日障がい者週間 4日に「市民のつどい」 [ イベント ] 2021年11月29日
コメントを書く