カキ殻そっくり焼き菓子
2015年11月14日
カキ殻をかたどったチョコ焼き菓子と期間限定のソフトクリーム
本物のカキ殻をベースにかたどったパイ風生地をオーブンで焼き上げ、内側にチョコレートをコーティング。坂越ならではのユニークな土産物として注目を集めている。
同店は御崎でイタリア料理店「さくらぐみ」を経営する西川明男さん(54)=新田=が築約70年の古民家を改装して今年7月にオープン。ナポリの伝統的な焼き菓子をベースにした創作スイーツを目当てに県外からも多くの客が訪れる。
「地元ならではのお土産になるようなスイーツを作りたい」と考えて、思いついたのがカキ。イタリア語で「ひだを何枚も重ねた」という意味の焼き菓子「スフォリアテッラ」の焼き肌が、カキ殻の表面にある成長輪にそっくりなことから、ひらめいた。
一個に使用する生地の量は同じだが、ベースに使うカキ殻によって大きさや形はさまざま。シチリアの天日塩を練り込んだ生地の風味とチョコの甘みがバランス良く、サクサクした歯触りも楽しめる。
アーモンドチョコ、リモーネ(レモン)、黒ごまなど6種類あり、いずれも1個85円。全種類入った6個セット、12個セットもある。
カキ殻に見立てた薄焼きクッキーにカキエキス入りソフトクリームを盛り付けた「海のミルク」(518円)は冬季限定の商品。ほのかな潮の香りがクリームの甘さを引き立てる。
午前10時〜午後5時。毎週火曜、第1水曜、第3月曜は休み。Tel48・8658。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2015年11月14日(2161号) 1面 (14,803,737byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
コメントを書く