《御崎メガソーラー問題》住民意思決定へ集会
2015年12月19日
御崎地区連合自治会は16日、地区内で進められているメガソーラー施設の建設計画について、「容認」または「阻止」の住民意思を確認するため、集会を開催することを決定した。
同計画をめぐっては、住民説明会を開催しないまま先月4日に着工。同月27日に説明会が開かれたものの、説明した工事施工者のフジタ道路は、住民が最も懸念する治水面について「今回は資料を持ってきていない」と雨量想定データを示さなかった。
自治会は説明会の再開催を要求したが、事業者側は「書面による質疑で対応する」と拒否。その後も建設予定地の伐採は進められ、山腹崩壊危険地区に該当する範囲も地肌がむき出しの状態になっている。説明すらないまま工事が進む状況に、住民の不安と事業者側への不信はさらに高まっている。
こうした事態を受けて同自治会は16日に会長会を開き、今後の対応について協議。「このまま工事を容認するのか、阻止の活動を行っていくのか、住民意思の決定を図るべき」との方針で一致した。
集会は12月23日(水・祝)に開催する。亀井義明会長によれば、会長会では出席者全員が「工事を阻止すべき」との考えだったという。亀井会長は「住民意思を確認した上で、自治会としてとるべき行動を決定する」と話している。
関連サイト:
【関連記事】山腹崩壊危険地区の地肌むき出し
掲載紙面(PDF):
2015年12月19日(2166号) 3面 (11,978,716byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
同計画をめぐっては、住民説明会を開催しないまま先月4日に着工。同月27日に説明会が開かれたものの、説明した工事施工者のフジタ道路は、住民が最も懸念する治水面について「今回は資料を持ってきていない」と雨量想定データを示さなかった。
自治会は説明会の再開催を要求したが、事業者側は「書面による質疑で対応する」と拒否。その後も建設予定地の伐採は進められ、山腹崩壊危険地区に該当する範囲も地肌がむき出しの状態になっている。説明すらないまま工事が進む状況に、住民の不安と事業者側への不信はさらに高まっている。
こうした事態を受けて同自治会は16日に会長会を開き、今後の対応について協議。「このまま工事を容認するのか、阻止の活動を行っていくのか、住民意思の決定を図るべき」との方針で一致した。
集会は12月23日(水・祝)に開催する。亀井義明会長によれば、会長会では出席者全員が「工事を阻止すべき」との考えだったという。亀井会長は「住民意思を確認した上で、自治会としてとるべき行動を決定する」と話している。
<前の記事 |
関連サイト:
【関連記事】山腹崩壊危険地区の地肌むき出し
掲載紙面(PDF):
2015年12月19日(2166号) 3面 (11,978,716byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
雄鷹台山に登山ルート看板 [ 社会 ] 2024年02月22日「産廃処分場建設反対」住民団体がアピール行進 [ 社会 ] 2024年02月21日大規模災害想定しボランティアセンター開設訓練 綿栽培通して「人間サイズのまちづくり」兵庫県から奨励賞 赤穂署管内の刑法犯「乗り物盗」が3割 救急出動 前年から12%増 2年連続過去最多 [ 社会 ] 2024年02月17日元市民病院脳外科医 転職先でも医療トラブル 透析治療せず患者死亡か [ 社会 ] 2024年02月10日断水続く石川県穴水町へ給水車を災害派遣 [ 社会 ] 2024年02月08日赤穂署で「術科始め式」署員ら決意新た [ 社会 ] 2024年02月07日京アニ放火殺人事件の判決受け遺族が心境〈後編〉「心の奥に氷の塊がずっと」 京アニ放火殺人事件の判決受け遺族が心境〈前編〉「どんな判決が出ても、息子は帰ってこない」 市民病院が経営強化案「2039年度の黒字化を目標」 [ 社会 ] 2024年01月31日能登地震被災地で医療支援 赤穂中央病院AMAT [ 社会 ] 2024年01月27日赤穂市議会の定数削減方針まとまる 1減の17へ [ 社会 ] 2024年01月27日市民病院PET−CT売却 3300万円で落札 [ 社会 ] 2024年01月27日
コメントを書く