絵画と写真で尼子山の魅力再発見
2016年01月16日
コンクール応募作品を持ち寄り、尼子山の魅力を語り合うみなさん
尼子山は平坦な山頂部から左右なだらかに延びる稜線が特徴だ。まちづくりグループ「坂越を元気にする会」(橋本睦男代表)が「富士に似た雄姿を観光スポットとして売りだそう」と、赤穂市の「赤穂観光アクションプログラム推進事業」の補助を受けてコンクールを企画した。
小学生から大人まで絵画17点、写真21点の応募があった。「赤穂富士」と呼ぶのにふさわしい容姿を構図にした油彩画、朝霧に包まれた中から頂を現した瞬間を撮影したカラー写真など、いずれもそれぞれの作者が見つけたベストポイントが並ぶ。
F8号の油彩画を出品した坂越出身で京都嵯峨芸術大学1回生の澤田明音さん(19)は「今まで意識したことがなかったですが、本当に富士に似ていると思いました。次は連作も描いてみたい」と話した。ススキと朝もやの先に見える尼子山にシャッターを切った高野の玉水久雄さん(65)は「神秘的な威厳を感じさせる山。千種川や水田など周囲の景観と組み合わせて多彩な情景が楽しめる」と被写体としての魅力を語る。
主催した橋本さんは「募集期間が短かったにも関わらず、多様な作品が集まった」と喜び、「赤穂富士としての良さを一人でも多くの人に広める機会になれば」と期待している。
1階ギャラリーで午前10時〜午後5時(17日3時まで)。また、1月24日〜2月4日には旧坂越浦会所と坂越まち並み館でも展示する。Tel090・5045・8776(橋本さん)。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2016年1月16日(2169号) 1面 (12,463,800byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
趣味の竹細工で二人展 [ 文化・歴史 ] 2017年08月21日リニューアル中の枝条架を見学 [ 文化・歴史 ] 2017年08月20日画塾「雨聲会」有志が日本画展 [ 文化・歴史 ] 2017年08月18日粟田哲也遺作展「古代文明からのいざない」 [ 文化・歴史 ] 2017年08月12日「赤穂コールドロン」研究者が解説 「京版画の大御所」が描いた古都の四季 [ 文化・歴史 ] 2017年07月31日宇宙探査の歩みテーマに特別展 [ 文化・歴史 ] 2017年07月29日第55回県展 赤穂から入選4人 [ 文化・歴史 ] 2017年07月29日市民文化祭 短歌と俳句募集 天神祭で書道パフォーマンス [ 文化・歴史 ] 2017年07月26日赤穂の碁会所で腕磨きプロに [ 文化・歴史 ] 2017年07月22日「くぼっち先生」2冊目のコラム本 [ 文化・歴史 ] 2017年07月22日市美術展5部門で作品募集 早世の箏曲演奏家 仲間が追悼公演 [ 文化・歴史 ] 2017年07月08日「生命の樹」テーマ 現代アート展 [ 文化・歴史 ] 2017年07月07日
コメントを書く