- トップページ>
- 絵本で世界を旅しよう>
- 記事詳細
口笛のおもいで
2008年09月20日
「おじいちゃんの口笛」○作/ウルフ・スタルク○絵/アンナ・ヘグルンド○訳/菱木晃子○ほるぷ出版
この絵本は、老人ホームのおじいちゃんに教えてもらった口笛がやっと吹けるようになった時、おじいちゃんは他界していたという物語です。
読み終えたとき、急速に進んでいる高齢化社会にともなう不安の日々のなかで、私に多くのことを教えてくれました。
長い人生のなかで、祖父や父を恋しく感じることが多々あります。しかし、絵本の二人の少年のような行動は、なかなか出来るものではありません。
この絵本は、二十一世紀のくらしを暗示しているような物語であるという思いを強くしました。
***
「おじいちゃんの口笛」
○作/ウルフ・スタルク○絵/アンナ・ヘグルンド○訳/菱木晃子○ほるぷ出版
***
▽くぼっち先生=元中学校長の久保良道さん。平成15年7月に有年原の自宅に国内外の絵本を集めた私設図書館「くぼっち文庫」を開設。「絵本は人生を豊かにしてくれる」と自費で集めた約2000冊を無料で貸し出している。第2・第4土曜日に開館。Tel49・2089。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2008年9月20日(1813号) 4面 (9,740,211byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 絵本で世界を旅しよう ]
エリック・カールの絵本 2017年07月01日少年と将棋 2017年06月17日孫の願い 2017年06月03日ひとりぼっちのテンボ 2017年05月27日かあさーーーん! 2017年05月13日真の「勇気」とは 2017年04月08日はじまりの日 2017年04月01日ガンダーラの少女のはなし 2017年03月11日アンデスの少年 2017年03月04日ドミニカの絵本 2017年02月25日海をわたったアンメイ 2017年02月11日新しい韓国の絵本 2017年02月04日ひよこのかずはかぞえるな 2017年01月28日大自然のなかで 2017年01月01日ふるびたくま 2016年12月23日
コメントを書く