東北支援へ空き缶リサイクル
2016年03月04日
空き缶リサイクルへの協力を呼び掛ける赤穂高校定時制のみなさん
収益金を活用して、ボランティアの拠点となっている宮城県気仙沼市のゲストハウスへ備品を寄贈する計画。3月11日(金)に赤穂市役所東側市民広場で催される震災追悼イベント「第4回3・11絆ラーメンを味わう集い」の会場でも回収箱を置き、来場者に協力を呼び掛ける。
同校は昨秋、生徒有志21人と教員4人が4日間の日程で気仙沼市を訪問。自分たちで栽培・収穫したひょうたんで手作りした交通安全ストラップを商店街で配り、仮設住宅の高齢者とも交流した。
その際に宿泊したのが「ゲストハウス架け橋」。平成26年5月に築50年近い古民家を改修してオープンし、ボランティアの宿泊を無償で受け入れている施設だ。
生徒たちは赤穂に戻ってから「自分たちに出来ることはないか」と話し合い、ゲストハウスへの支援を目的として生徒会を中心にリサイクル活動を行うことを決定。廃品で作った回収箱を学校玄関に設置し、2月から生徒や職員にアルミ缶の提供を呼び掛けている。
寄贈する品物の候補としては家電製品が挙がっており、例えば電子レンジだとアルミ缶3万3500個の回収が必要だという。中心となって企画した前生徒会長の有年友希(ありとし・ゆうき)君(19)=尾崎=は「現地では、さまざまな形のボランティアがまだ必要。ゲストハウスを支援することが復興の促進につながればと思っています。僕ら生徒だけの力では足りないので、市民のみなさんの協力をお願いします」と話している。
11日は追悼イベント会場の一角で空き缶と募金を受け付ける。ひょうたんをあしらった同校マスコットキャラクターが目印。缶は中を水洗いして、つぶさずに持参すればよい。
なお、同イベントは午後5時半に復興支援ソング「花は咲く」の合唱で幕開け。「3・11絆ラーメン」(300円)など気仙沼と赤穂の塩を使ったグルメを販売し、収益金は気仙沼市階上観光協会へ寄付する。小雨決行。Tel43・6839(市産業観光課)。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2016年3月5日(2176号) 3面 (12,052,288byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ ボランティア ]
集会所玄関に善意のスロープ [ ボランティア ] 2009年08月24日豪雨被災地への義援金募集 [ ボランティア ] 2009年08月17日赤穂RC、被災地へ救援物資 [ ボランティア ] 2009年08月15日「同じ川の水飲む人」民間も支援の手 赤穂市が佐用町を災害支援 “お兄さん、お姉さん”が夏休みの宿題を応援 義士に感謝、ゆかりの寺社清掃 [ ボランティア ] 2009年08月06日ポリオ撲滅と盲導犬育成に約31万円寄付 [ ボランティア ] 2009年08月04日熊本からリヤカー引いて美化運動 [ ボランティア ] 2009年07月16日シルバー人材センターが海岸清掃 [ ボランティア ] 2009年07月11日プラット赤穂で「まちの保健室」 プロの腕前で補修奉仕 [ ボランティア ] 2009年07月05日坂越湾清掃に500人 [ ボランティア ] 2009年07月04日福祉施設をマッサージ慰問 [ ボランティア ] 2009年07月03日思い出の海岸を毎月清掃 [ ボランティア ] 2009年07月03日
コメント
0 0
投稿:寄付先 2016年03月11日コメントを書く