手づくり絵本コン 姉弟で受賞
2016年03月03日
手づくり絵本コンクールで知事賞に輝いた津野くららさんと2年前の知事賞に続いて入賞した弟・龍文君
受賞作のタイトルは「もしもオオサンショウウオが海へ行ったら」。オオサンショウウオが知恵を働かせてイカやタコなどから自分の卵を守る物語をユーモラスに描いた。昨年8月に朝来市の生野ダム近くで野生のオオサンショウウオを観察したのをきっかけにストーリーを考えた。そのときに見た体の色を再現しようと、何度もクレヨンの組み合わせを試して描いたという。
「絵を描くのが大好き」という津野さんは6歳から市内の絵画教室に通い、小学3年の夏休みに赤穂市立図書館であった手作り絵本教室に龍文君と一緒に参加して以来、絵本作りを楽しむようになった。2年前の同コンクールでは龍文君が知事賞で、きょうだいでの知事賞受賞という快挙となった。
「時間をかけて作った絵本だったので、賞がもらえてうれしい」と津野さん。「自分としては100点満点」と笑みが広がった。
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掲載紙面(PDF):
2016年3月5日(2176号) 3面 (12,052,288byte)
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