「安全安心に全力尽くす」新署長が抱負
2016年04月23日
第88代赤穂警察署長に着任した濱田純司警視
熊本県警の警察官だった伯父の勧めもあって警察官採用試験を受験。昭和58年に警察官を拝命し、主に警備畑を歩んできた。
25歳で出向した千葉県警では新東京国際空港建設に反対する過激派と最前線で対峙。県警本部外事課では、よど号ハイジャック事件のメンバーを逮捕した捜査に関わった。
伊丹署時代に経験した阪神大震災では署員1人が倒壊した交番で殉職した。県民広報課課長補佐だった平成17年にはJR福知山線脱線事故が発生し、犠牲者が搬送される体育館でJR側の広報補助にあたり多くの遺体を目の当たりにした。そのときの遺族の慟哭に「命は一つしかない」という思いを改めて強くした。
「赤穂は豊かな自然と歴史があり、とても穏やか」と第一印象を語る。「このまちの安全と安心を守ることに全力を尽くすのが自分の使命」と言葉に力を込めた。
西脇市出身。高校時代は駅伝の強豪、西脇工で陸上部だった。専門種目は短距離だったので全国高校駅伝には出場していないが足腰は丈夫。趣味の山登りで富士山に3度登頂している。55歳。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2016年4月23日(2182号) 3面 (10,729,577byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
高取峠に忠臣蔵アート看板 赤穂高校美術部が制作 [ 社会 ] 2024年05月19日「知恵と工夫で千種川を世界に誇れる川に」 [ 社会 ] 2024年05月13日商議所青年部新会長に金礪慶氏 [ 社会 ] 2024年05月07日市自治功労者 塩屋の山田和子さんら5人 [ 社会 ] 2024年05月07日令和6年春の叙勲 赤穂市から2人受章 [ 社会 ] 2024年05月06日6年ぶり消防操法大会 優勝は第6分団 [ 社会 ] 2024年05月05日「消滅可能性自治体」全国744 赤穂市も瀬戸際 [ 社会 ] 2024年04月27日青木さやかさん「後押ししてくれる仲間を」新入社員にエール ワクチンCC不正疑惑 「作業実態ない事務局」賃料請求か [ 社会 ] 2024年04月20日不正請求などで就労継続支援事業所の運営法人を行政処分 特殊詐欺被害防いだ「ファミリーマート赤穂東浜店」に署長感謝状 [ 社会 ] 2024年04月18日復元納棺師の笹原留似子さん講演「命大事に輝かせて」 [ 社会 ] 2024年04月17日2自治会に防犯カメラ寄贈 赤穂ロータリークラブ [ 社会 ] 2024年04月16日病院事業管理者 給料5%カットへ 市管理の公園 ごみ箱を原則撤去 [ 社会 ] 2024年04月13日
コメントを書く