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第55回赤穂市民文化祭 短歌・俳句入賞者

 2016年10月25日 
〔短歌〕※出品数27人54首
 ▽市長賞=「うだる日に母の形見の絣地の簡単服着てキッチンに立つ」北野勝子(平成町)
 ▽議長賞=「雑踏を見え隠れつ行く姿亡き友に似てふと足を止む」川崎徹(山手町)
 ▽教育委員会賞=「母の手に馴染みて遺る片手鍋我朝あさに味噌汁つくる」魚本美智子(北野中)
 ▽文化協会賞=「夏休み終わる日の午後村の子は飼いし川亀二匹を放つ」石田フサ子(上郡町八保丙)
 ▽奨励賞=小川恵(坂越)川崎郁子(山手町)箱根知子(加里屋南)冨田成子(山手町)円見亥津子(鷏和)

〔俳句・兼題〕※出品数66人330句
 ▽市長賞=「秋風の窓辺に移す作業台」山根光子(木津)
 ▽議長賞=「雲の峰真っ直ぐ進む夢のあり」深澤美佐恵(尾崎)
 ▽教育委員会賞=「田も畑も心も渇く酷暑かな」嶋田エイ子(鷏和)
 ▽文化協会賞=「鎮痛剤別れを告げて春隣」前田幸子(鷏和)
 ▽奨励賞=釣豊子(寿町)中村薫(福浦)木村圭司(北野中)木村真澄(北野中)西原律子(鷏和)

〔同・席題〕※出品数31人155句
▽市長賞=「秋涼し日にち薬も利いて来し」武本敬子(南宮町)
 ▽議長賞=「天高し冒険心のまだありぬ」平井朝子(元塩町)
 ▽教育委員会賞=「おしゃべりの女系五代や小鳥来る」川端正紀(加里屋)
 ▽文化協会賞=「鰯雲勤しむ畑に半世紀」廣村鈴美(大町)
 ▽奨励賞=奥野美恵子(新田)矢野君子(松原町)本多芙紗女(大津)柳田美鈴(元塩町)
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