千種川水質「きれい」16地点に減少
2017年03月27日
地元の子どもたちも参加して行われた千種川水生生物調査=昨年9月
調査は流域のライオンズクラブによって昭和48年から年1回続けられている。昨年は9月から10月にかけて地元の小・中・高校生たちを含む延べ374人が宍粟、佐用、上郡、赤穂、相生の5市町計52地点で実施。採集した水生生物の種類によって▽I(きれい)▽II(少しきたない)▽III(きたない)▽IV(大変きたない)の4段階で水質を判定した。
Iと判定されたのは16地点で、残り36地点はII。III、IVはなかった。赤穂市内では高雄、大津川など6カ所で調査。有年橋ではきれいな水に住むヒラタカゲロウが多く見つかり、水質階級は前年の「II」から「I〜II」にやや改善。反対に北畠は前年の「I」から「II」へ、下高野は「I〜II」から「II」へ下がった。
結果を考察した千種川圏域清流づくり委員会の横山正さんは「全体的に水質が悪化している傾向を示しているといえる。この傾向が続くのか、一時的なものなのか、今後も調査を継続して原因を探っていくことが大切」としている。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2017年4月1日(2226号) 3面 (12,464,295byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
学校塀 市内3校で建築基準法不適合 [ 社会 ] 2018年06月26日赤穂JCが創立55周年 [ 社会 ] 2018年06月24日本に第2の人生 図書リサイクル [ 社会 ] 2018年06月23日正しい知識で安全安心な食品選ぼう [ 社会 ] 2018年06月22日食品衛生協会が功労者、優良施設など表彰 [ 社会 ] 2018年06月19日千種川縦走77キロ「山の学校」7人完歩 [ 社会 ] 2018年06月16日「千年に一度」大雨で20平方キロ浸水〜県想定 [ 社会 ] 2018年06月16日目標3万筆「産廃処分場反対」署名スタート [ 社会 ] 2018年06月16日赤穂LC 新会長に中野実史氏 [ 社会 ] 2018年06月15日赤穂RC 新会長に川島武志氏 [ 社会 ] 2018年06月15日《福浦産廃》「中止すべき」専門家が警鐘 [ 社会 ] 2018年06月14日災害時に役立てて 市へドローン寄贈 [ 社会 ] 2018年06月13日企業と合同で消防訓練 [ 社会 ] 2018年06月11日市医師会 新会長に中村隆彦氏 [ 社会 ] 2018年06月03日「県境へ犯人逃亡」広域配備を訓練 [ 社会 ] 2018年06月02日
コメント
これだけ多くの住民が川の健康調査を続けている川は、国内で千種川が唯一だと思います。
今後も多くの方に命を支える水に興味を持ち、守っていっていただきたいと願っています。
0 0
投稿:横山正 2017年03月27日コメントを書く