自由多彩な作風 ミシンキルト展
2008年10月18日
作品展に出品するミシンキルトと作者の森田弘美さん
ミシンキルトは複数の布片を縫製し、その組み合わせと縫い目で図柄を表現する手芸。手縫いで仕上げるパッチワークでは使いづらい硬質な素材も扱え、ミシンならではの連続した縫い目を活かしたデザインが特徴だ。海外では人気が高いが、日本では、まだなじみが薄い。
パッチワーク歴20年を超える森田さんは3年ほど前からミシンキルトの創作に取り組み、初出品したドイツのコンクールで3位入賞。昨年から日本手芸普及協会が始めたミシンキルト講師養成講座の第1期生を修了した。
作品展では、1・3メートル四方のタペストリーなど最近作を中心に出品。森田さんが自宅などで開く手芸教室生のパッチワーク作品と合わせて約40点を展示する。
「パッチワークよりも肩や腕の負担が少なく、短い制作期間で仕上がります」と森田さん。「家庭用ミシンで気軽に楽しめるおもしろさを感じてもらえれば」と観賞を呼びかけている。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2008年10月18日(1817号) 1面 (9,170,483byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
塩竈神社など日本遺産文化財に説明板 [ 文化・歴史 ] 2023年01月22日ふるさと文化講座「旧赤穂郡域の獅子舞」などテーマ [ 文化・歴史 ] 2023年01月14日キャンバスの会 13日から図書館で作品展 [ 文化・歴史 ] 2023年01月10日15日に各神社で「とんど祭り」 ユネスコ文化遺産「大垣祭」赤穂出身画家が天井画制作中 [ 文化・歴史 ] 2023年01月01日全国伝統的工芸品展で赤穂緞通作家2人入選 [ 文化・歴史 ] 2023年01月01日有年考古館で企画展「看板・立札・道しるべ」 [ 文化・歴史 ] 2022年12月22日「ウサギのように飛躍を」児童ら描いた干支大絵馬 特別展「上方の忠臣蔵浮世絵」貴重な190点 [ 文化・歴史 ] 2022年12月10日義士引き揚げルート 中央義士会が一部見直し [ 文化・歴史 ] 2022年12月10日赤穂民報主催・第38回習字紙上展の出品規定 義士行列の小道具に「槍印」加えては [ 文化・歴史 ] 2022年12月04日「目指すは金賞」マーチングバンド全国大会へ [ 文化・歴史 ] 2022年12月02日赤穂の「十年一昔」ほのぼの写真展 [ 文化・歴史 ] 2022年12月02日力作並ぶ義士祭学童書道展 市民会館で4日まで
コメントを書く