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趣味の竹細工で二人展

 2017年08月21日 
趣味の竹細工展を開いている福田浩信さん(右)と田原勝義さん
 竹を素材に手作りした花かご、ざるなどが並ぶ趣味の竹細工展が坂越のギャラリー喫茶「高瀬舟」で開かれている。素朴な味わいのある作品を楽しめる。
 相生市矢野町の福田浩信さん(78)と同市青葉台の田原勝義さん(77)の二人展。2人とも、林業技術の向上と特産品づくりを目的とする相生市林業研究グループ竹部会のメンバーで、福田さんは竹細工歴30年以上、田原さんは10年になる。
 知人や友人が所有する竹林から伐り出したマダケやハチクをなたなどで加工する。竹は日当たりなど育った環境によって節間の長さや節の出っ張りが異なるが、適材適所で活用するため、「捨てるところがない」という。
 「プラスチック製品にはない魅力がある」と福田さん。一つの作品に2〜3カ月かけることもあり、田原さんは「出来上がったときの喜びが大きい」とやりがいを語る。
 竹の風合いを活かしたハンドバッグ、昔懐かしい「あられかご」など約40点。9月7日(木)まで午前10時〜午後4時(金・土・日休み)。Tel48・7122。
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掲載紙面(PDF):
2017年8月26日(2243号) 3面 (12,989,584byte)
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