一般会計実質単年度収支 8年ぶり赤字
2017年08月29日
赤穂市は29日、平成28年度の決算見込みを発表。一般会計の実質収支は1億1600万円の黒字になったものの、単年度では3億5400万円のマイナスとなった。実質単年度収支が赤字となるのは20年度以来8年ぶり。
収入に対する借金の割合を示す「実質公債費比率」は9・4%で前年度から0・3ポイント改善。財政規模に対する将来負担額の割合を示す「将来負担比率」は129・9%で同8・5ポイント改善した。
市によると、国庫支出金や市債の大幅な減少などで歳入が減ったと同時に、学校耐震化や赤穂すこやかセンター建設といった大規模なインフラ投資が一段落したことで歳出も減少。「増加する社会保障関係費の財源確保が今後の課題となる」としている。
掲載紙面(PDF):
2017年9月2日(2244号) 3面 (16,703,268byte)
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収入に対する借金の割合を示す「実質公債費比率」は9・4%で前年度から0・3ポイント改善。財政規模に対する将来負担額の割合を示す「将来負担比率」は129・9%で同8・5ポイント改善した。
市によると、国庫支出金や市債の大幅な減少などで歳入が減ったと同時に、学校耐震化や赤穂すこやかセンター建設といった大規模なインフラ投資が一段落したことで歳出も減少。「増加する社会保障関係費の財源確保が今後の課題となる」としている。
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