ふるさと寄付金で塩田タンク増設
2018年02月24日
「ふるさと寄付金」を活用して整備したタンク設備
これにより、流下式塩田の生産効率を高めることができるといい、塩を素材にした特産品の増産に役立てる。
容量3トンのポリエステル製タンク4基を整備。従来からあるタンク3基と併用することで作業効率が向上し、生産量の増加が期待できるという。
整備にかかった約760万円は、元赤穂市長の故・小幡栄亮さんの孫にあたる自治医科大学分子病態治療研究センター教授の川上潔さん(63)=栃木県下野(しもつけ)市=から昨年度に贈られた「ふるさと寄付金」5000万円の一部を活用した。
神戸生まれの川上さんは子どものころ、夏休みや冬休みになると御崎にあった母方の祖父母の家に遊びに行くのが毎年の楽しみだったという。赤穂市内で旅館を経営した叔母の遺産を相続し、「赤穂市のために役立ててもらうことが、最も祖父母や叔母の遺志に沿うのでは」と寄付した。
市は残りの寄付金も川上さんの意向を踏まえて地域活性化に活用する予定。川上さんは「塩を活用した赤穂の発展や、頑張っている人たちの支援などに活用していただけることを期待しています」と話している。
小幡さんは昭和28年から5期20年にわたって赤穂市長を務めた。市によると、川上さんの寄付額は「ふるさと寄付金」としては過去最多。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2018年2月24日(2268号) 3面 (10,556,430byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
定額給付金支給済み 対象世帯の9割に [ 社会 ] 2020年06月24日4・5月の外来患者18%減少 [ 社会 ] 2020年06月20日ふるさと寄付金 金額、件数とも過去最多 [ 社会 ] 2020年06月19日駅前ロータリーの不法駐輪を撤去 [ 社会 ] 2020年06月18日ロータリー新会長に東野雅弘氏 [ 社会 ] 2020年06月17日ライオンズ新会長に目木敏彦氏 [ 社会 ] 2020年06月17日清水町など5か所で猿出没 [ 社会 ] 2020年06月17日「ウェルカム赤穂」丸2日で予算消化 消防無線談合 損害賠償求め沖電気を提訴へ 観光協会新会長に鹿久居荘の春本新二氏 沖・市自治会連合会長が辞任 前田氏が会長代行に [ 社会 ] 2020年06月15日県が高潮対策10年計画 赤穂市内は3か所 尾崎の公園で地中から産廃 造成時に埋立か [ 社会 ] 2020年06月13日定額給付金 申請受理9割超える [ 社会 ] 2020年06月10日2020年度市自治功労者 14人受章 [ 社会 ] 2020年06月08日
コメントを書く