地場産業復活へ赤穂緞通展
2018年03月14日
赤穂緞通展示会のちらし
赤穂緞通は江戸時代後期に考案された手織り敷物。直線と曲線を巧みに織り交ぜた独特の文様と繊細で美しい色合いが人気を集め、明治期には皇室や政府に納入されるなど普及した。昭和の高度経済成長の中、機械化になじまず衰退。平成3年から赤穂市教育委員会が開いた講習会の修了生らを中心に伝承が図られている。
今回の展示会は、地場産業としての復活を目指す赤穂緞通をアピールしようと赤穂市が主催する。市内の8工房が一畳敷を中心に小品を含めて25点を出品。昭和以前に織られた古緞通と鍋島緞通、堺緞通も計十数点展示する。赤穂緞通の継承に功績のあった関係者をパネルなどで顕彰するコーナーも設ける。
1階展示室で午前10時〜午後4時。17日は2階学習室で午後1時から講演会を開く。演題と講師は次のとおり。
▽「緞通で得たもの」=赤穂緞通生産者の会・根来節子会長
▽「地域を元気にする地域資源活用のススメ〜みんなの知恵を集めて伝統を再創造する」=福知山公立大学地域経営学部地域経営学科・谷口知弘教授
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2018年3月17日(2270号) 1面 (9,382,713byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「塩のまち播州赤穂」日本遺産に認定 [ 文化・歴史 ] 2019年05月20日「秦氏を学ぶ会」が会誌を創刊 [ 文化・歴史 ] 2019年05月19日鉄道ファンの学生が写真展 [ 文化・歴史 ] 2019年05月10日精華園祭 6月9日に延期 [ イベント ] 2019年05月08日徳力富吉郎「富士三十六景」展 [ 文化・歴史 ] 2019年05月05日赤穂大石神社で新元号奉祝行事 [ イベント ] 2019年04月28日稀少な忠臣蔵浮世絵など150点寄贈 [ 文化・歴史 ] 2019年04月27日5月11日に関福大で地域連携フォーラム [ イベント ] 2019年04月27日ロハスパークに2日間で1万7000人 [ イベント ] 2019年04月22日有年考古館で企画展「戦地からの便り」 [ 文化・歴史 ] 2019年04月22日GW9日間連続で「わくわくフェス」 [ イベント ] 2019年04月22日古着リメイクショーも「消費者のつどい」 [ イベント ] 2019年04月20日「木目込こてまりの会」第10回作品展 [ 文化・歴史 ] 2019年04月19日手作り雑貨など150店「ロハスパーク」 [ イベント ] 2019年04月17日『市史史料集』第5集を刊行 [ 文化・歴史 ] 2019年04月16日
コメントを書く