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目と舌で「タデ」の魅力感じて

 2008年11月09日 
紅葉したタデ畑を見学する参加者
 赤穂の地名由来となった植物をテーマに、日帰りツアー「蓼の一日散策」が8日行われ、参加者らが紅葉したタデ畑などを見学した。
 赤穂の地名については、諸説ある中で「赤く実ったタデの穂がルーツ」とする説が有力。ツアーは「タデへの興味を深めてほしい」と「赤穂に蓼を広める会」(春名誠代表)が主催し、16人が参加した。
 同会が木津で栽培しているタデ畑のほか、千種川の群生地、タデを原料に陶芸、染物を創作しているNPO法人「ゆめ空港」の工房を訪問。昼食はタデの若葉を練り込んだ「蓼州うどん」を味わった。
 案内役を務めた同会の有年外志子さんは「タデは古くから香辛料や防腐剤にも使われた」と有用性を説明。参加者の一人で塩屋の宮崎昭彦さん(67)は「機会があれば焼き物にも挑戦してみたい」と話していた。
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