20年目「かぶ〜ん うね」14日オープン
2018年07月13日
20年目のオープンへ向けて「かぶ〜ん うね」の開設を準備した有年横尾地区のみなさん
平成11年に施設が誕生してから20年目。今季は会期中に約500匹のカブトムシが羽化する見込みで、大勢の子どもたちでにぎわいそうだ。
同施設はJR有年駅から南約600メートルの雑木林約10アールをドーム状に囲んだネットの中でニホンカブトムシを放し飼い。夏休みの親子連れを中心に人気を集めている。
開設当初から運営スタッフとして関わった平田貫之さん(80)の話では、「カブトムシはスーパーで売っとんや」という地元の子どもの一言がきっかけだったという。「子どもたちに自然と触れ合える場を提供したい」との提案を受けた市が「ふれあいの森整備事業」として鉄骨支柱とネットを整備。施設名称を地元の子どもたちから公募し、当時小学生だった沼田直也君のアイデアが選ばれた。
強風でネットが破れたり、イノシシに飼育小屋を荒らされたり、ピンチに見舞われた年もあったが、「楽しみにしている子どもたちをがっかりさせるわけにはいかない」と修繕と世話に力を注ぎ、毎年欠かさず開設してきた。今季も市から委託されている「赤穂ふれあいの森管理運営組合」(横山博好組合長)が子ども会や老人会などと協力して草を刈り、オープンへ備えた。ドーム内の斜面の一部を平らに整地し、新たにカブトムシ競走などのアトラクションを企画しているという。
7月29日(日)まで午前10時〜午後5時(最終日のみ正午まで)。入場料は施設管理協力金として200円(3歳以上)。カブトムシの販売は雌雄ペア(ケース付き)1000円。
管理責任者の潮海忠生さんは「今年もカブトムシとの触れ合いを楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛けている。初日のみ正午まで入場無料となるほか、開園記念イベントとして唐揚げやフランクフルトなど露店が出店。かき氷やスーパーボールすくいなどは無料で楽しめる。TEL090・1890・6372(潮海さん)。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2018年7月14日(2285号) 1面 (4,712,529byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
児童合唱団がミュージカル稽古 節分豆まきで「福は内」 [ イベント ] 2014年02月03日赤穂かきまつりに2万人 [ イベント ] 2014年02月02日赤穂出身の日本画家が銀座で原画展 冬の味覚味わって「赤穂かきまつり」 [ イベント ] 2014年01月28日リレーマラソン参加チーム募集 義士命日に厄除け大根 [ イベント ] 2014年01月22日気軽にふれあい、国際交流フェス [ イベント ] 2014年01月22日専門家が見通す「日本経済の行方」 焼きカキで地酒の飲み比べ [ イベント ] 2014年01月21日障害乗り越えた和太鼓集団の映画 [ イベント ] 2014年01月18日外国人受講生の日本語スピーチ大会 [ イベント ] 2014年01月17日吉良邸〜泉岳寺、引揚げウオーク [ イベント ] 2014年01月10日歴史フォーラム「官兵衛と西播磨」 とんど祭りは13日と15日 [ イベント ] 2014年01月06日
コメントを書く