- トップページ>
- 絵本で世界を旅しよう>
- 記事詳細
風の島へようこそ
2018年07月21日
『風の島へようこそ くりかえしつかえるエネルギー』 ○さく/アラン ドラモンド ○やく/まつむら ゆりこ ○福音館書店
あるとき、風で電気を起こそうという計画が持ち上がりました。
子どもたちは、いろいろと意見を出しましたが、大人たちは、本土から送られてくる電気での暮らしに満足していて、「風で電気を作るなんて夢のような話だ」となかなか聞き入れてもらえません。
そのうち、一人の電気屋さんが小さな風車を建て、牛を育てている人は大きな風車を建てました。
風の吹く寒い夜、突然停電になりました。しかし、二軒の家は電気がついています。そんなことがきっかけとなり、自然エネルギーを活用する動きが島中に広がり、風車の島が生まれました。
デンマークの人々は、「地球は宇宙に浮かぶ小さな島みたいなものだ。その島を守るのはみんなの務めだ」と考えているのです。自然と共生する知恵を持つことの大切さを教えられました。
日本では原子力発電所が再稼働するニュースを耳にし、また心配の種が増えました。
* * *
『風の島へようこそ くりかえしつかえるエネルギー』○さく/アラン ドラモンド○やく/まつむら ゆりこ○福音館書店
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2018年7月21日(2286号) 4面 (7,016,479byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 絵本で世界を旅しよう ]
クルピラが住むアマゾン 2013年09月28日
夜のスイッチ 2013年09月21日
古老とかかし 2013年09月14日
ちょうちょうへの思い 2013年09月07日
クック諸島のマウイ 2013年07月20日
なみ 2013年07月13日
世にも不思議な物語 2013年06月29日
年をとったひきがえる 2013年06月01日
夢みる少女 2013年05月25日
本はきらいですか… 2013年05月18日
はじめの ちいさな いっぽ 2013年04月13日
すばらしい絵本との出会い 2013年04月06日
きみの行く道 2013年03月23日
あっ おちてくる ふってくる 2013年02月23日
時間はどこにいるの? 2013年02月16日
コメントを書く