倉敷で災害復旧支援 赤穂・相生から31人
2018年07月22日
猛暑の中、活動するボランティアのみなさん=赤穂市社会福祉協議会提供
バスは相生市社協と合同で運行し、午前7時に中広の赤穂市総合福祉会館を出発。現地の災害ボランティアセンターで受け付けを済ませてから真備町箭田(やた)のサテライトを経由し、同町尾崎地区に活動に入った。
同地区は先日の大雨で近くを流れる小田川がはん濫し、2階の床上まで浸水したエリア。5チームに分かれて民家や倉庫に入り、はがれた土壁や木くずなどの撤去に汗を流した。猛暑の中、20分ごとに必ず水分補給と休息を取ることを守って活動した。
この日の同町の気温は最高35度まで上昇。現地センターはボランティアの健康を考慮し、当初の予定よりも1時間半早い午後1時半で活動を打ち切った。一行は午後4時過ぎに赤穂に無事帰着した。
初めて災害ボランティア活動に参加した塩屋の高校1年生、井上実さん(16)は「力仕事が多いですが、ごみを分別したり、袋に入れたり、私にも出来る役割があった」と活動を振り返った。南宮町の看護師、立森美佳さんは「田んぼや畑も土砂で埋まった状態で、いつになったら復興できるんだろうと思いました」と心配そうに話し、細野町のケアマネージャー、寺村春樹さん(36)は「まずは電気、水道が復旧してほしい」と思いやった。
市社協は「まだボランティアのニーズはあると思うので、第2便を運行する方向で検討したい」と話している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2018年7月28日(2287号) 3面 (9,249,118byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
「千年に一度」大雨で20平方キロ浸水〜県想定 [ 社会 ] 2018年06月16日目標3万筆「産廃処分場反対」署名スタート [ 社会 ] 2018年06月16日赤穂LC 新会長に中野実史氏 [ 社会 ] 2018年06月15日赤穂RC 新会長に川島武志氏 [ 社会 ] 2018年06月15日《福浦産廃》「中止すべき」専門家が警鐘 [ 社会 ] 2018年06月14日災害時に役立てて 市へドローン寄贈 [ 社会 ] 2018年06月13日企業と合同で消防訓練 [ 社会 ] 2018年06月11日市医師会 新会長に中村隆彦氏 [ 社会 ] 2018年06月03日「県境へ犯人逃亡」広域配備を訓練 [ 社会 ] 2018年06月02日公用車で人身事故 2職員を懲戒処分 都市計画道路「野中・浜市線」が開通 [ 社会 ] 2018年05月30日《西有年産廃》上郡で反対署名7648筆 [ 社会 ] 2018年05月30日「警察官友の会」式典で50周年祝う [ 社会 ] 2018年05月27日「暴力追放」の意識を再確認 [ 社会 ] 2018年05月27日市内5カ所目 障害児アフタースクール
コメントを書く