陸上の全国中学総体（８月１８〜２１日、岡山市）に赤穂市内から赤穂東３年の村下綺菜さん（１４）が女子８００メートルと１５００メートルに、赤穂西３年の上住小夏さん（１４）が同１００メートルに出場する。ともに初の全国大会で「練習してきたことを出し切りたい」と力走を誓っている。
　村下さんは６月３０日の県通信大会１５００メートルで全国総体の参加標準記録を３秒以上破る４分３４秒６９の自己新をマーク。さらに翌日の８００メートルは２分１４秒２８の自己ベストで１位に輝いた。「腕を大きく振ること」を心掛けた練習でラストスパートに磨きがかかり、タイム短縮につながった。
　上住さんも同大会の１００メートルで１２秒４４の自己新。昨秋の県新人大会２００メートルで優勝してから「意識してきた」という全中総体の参加標準記録を１００分の９秒突破した。母親が撮影してくれた動画を参考にフォーム改良に取り組み、膝下の柔軟性を活かした走りを手に入れた。
　「応援に感謝しながら走りたい」と村下さん。上住さんは「目標にしてきた大会なので、一つでも上を目指して頑張る」と意気込んでいる。

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掲載紙面（PDF）：
2018年8月11日(2289号) 4面 (11,343,979byte)
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