赤高生が倉敷で災害ボランティア
2018年08月11日
山積みになった災害がれきを軽トラックに積み込む赤穂高校の生徒たち=同校提供
「生徒が災害復興支援に関わる機会を」と同校が「ひょうごボランタリープラザ」と共催。学校の呼び掛けに全日制17人、定時制6人の生徒が志願した。
当日早朝に貸切バスで出発。午前10時ごろから現地での活動をスタートした。2階まで浸水した民家で、はがれ落ちた土壁や使えなくなってしまった家具を軽トラックに積み込むなど約4時間半にわたって活動。引率した教諭7人と市社会福祉協議会の職員1人も一緒に汗を流した。
民家横のブドウ畑で土砂に埋もれたがれきを除去する作業に従事した定時制3年の金礪菜々子さん(18)=尾崎=は「大切に育てられたブドウの木がへし折れていて胸が痛んだ。少しでも早く元の生活を取り戻してほしい」と願った。高校卒業後に自衛隊への入隊を志望しているという全日制3年の福田征之君(17)=太子町=は「現地を自分の目で見て災害の恐ろしさを実感した。きょうのことを忘れない」と語った。
山田潔校長は「きょうの経験を通して、人の痛みがわかる生徒になってくれることを期待している」と話した。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2018年8月25日(2290号) 3面 (7,246,268byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ ボランティア ]
余った食品募集「フードドライブ」 [ ボランティア ] 2021年08月27日「多様性受け入れた」元青年海外協力隊員が講演 [ ボランティア ] 2021年08月09日「東之浜の海岸守」に大臣表彰 [ ボランティア ] 2021年08月07日有年地区でヒガンバナ復活大作戦 古新聞でエコバッグ 子ども食堂などで活用 [ ボランティア ] 2021年07月31日シルバー人材Sが赤穂城跡で清掃奉仕 [ ボランティア ] 2021年07月28日消防殉職者慰霊碑で美化清掃 [ ボランティア ] 2021年07月25日熱海の土石流被災地へ義援金 29日に募金活動 60年以上続く駅の生け花ボランティア [ ボランティア ] 2021年07月17日自治会が自主的に防災避難訓練 大木産業 みなと私募債で消毒液など寄贈 水路の泥をボランティアで除去 [ ボランティア ] 2021年07月04日つつじ賞、さくら賞など3個人3団体 渋沢栄一が説く「おかねの役割」絵本寄贈 ワクチン予約を民生委員が支援
コメントを書く