城西小6年生が忠臣蔵劇を上演
2008年11月18日
演技指導を受ける城西小6年生児童たち
同校児童による忠臣蔵劇は平成7年に6年生有志で初演。12年からは学年全員が“一人一役”を演じている。
今年も1学期から義士学習をスタート。市学芸員から「赤穂事件」の概要を聞き取り、史実と歌舞伎や講談との違いにも知識を深めた。毎年、児童らの意見を取り入れて改訂する台本は外国語教育モデル校の特色を出そうと、英語の台詞も盛り込んだ。
今月10日に「刃傷松の廊下」から「寺坂、別れの場」まで全10場からなるシナリオが完成。毎日3時間の稽古に加え、昼休みにも自主練習する児童もある。
17日は県立ピッコロ劇団から平井久美子さん(39)ら3人が来校。「かけ声を出して」「相手の顔を見ながら演技して」など指導を受けた。
せりふの語尾をはっきり言うように、とアドバイスされた大石内蔵助役の萬知紘君(12)は「自分でも演技に迫力がないと感じていた。これで役柄に近づけたかな」と自信がついた。
同校体育館で午前10時半開演。問合せは同校Tel42・0698まで。
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掲載紙面(PDF):
2008年11月22日(1822号) 3面 (19,211,662byte)
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