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クイズラリー楽しんで郷土史学習

 2018年12月02日 
ウォークラリーを楽しみながら地元の歴史を学んだ子どもたち
 郷土の歴史にまつわるクイズに答えながら地域の史跡を巡る「尾崎名所ウォークラリー2018」が1日にあり、尾崎小学校(411人)の全校児童が参加。問題に正解するともらえるシールを集めながら社寺や旧跡などを探訪した。
 子どもたちにふるさとの歴史文化を学んでもらおうと、地元まちづくり団体「尾崎のまちを考える会」(目木敏明会長)が学校、PTAと主催。自治会や消防団など大人約100人がスタッフとなり、大石内蔵助が赤穂城明け渡し後に仮住まいした「おせど」、"勤王の志士,,児島長年の石碑など10カ所にラリーポイントを設営した。
 児童たちは学年混合の38チームに分かれて学校を出発。各ポイントで▽宝専寺が全国でも珍しいお寺である理由は?(正解・住職が2人いる)▽磯釜の「釜」のいわれである「釜屋」は何を作った建物?(塩)などといった、その場にまつわるクイズに挑戦した。参加者らは正解するためのヒントを見つけようと、同会が整備した史跡説明板を端から端までよく読んだ。
 「初めて行ったところもあった。今まで知らなかった地元の歴史がわかった」と有吉千陽(ちはる)さん(12)=6年=。いずれのチームも制限時間内に全ポイントを踏破。企画を担当した同会まちなみ部会の江端恭臣部長(58)は「迷路のような尾崎のまちを子どもたちが隅々まで回ってくれた」と声を弾ませた。
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