藻場再生へアマモ苗移植
2019年03月07日
藻場の保全を願ってアマモ苗をダイバーに渡す児童
アマモは砂泥質の海底に群生する多年草で、産卵や稚魚の生息に適していることから“海のゆりかご”とも呼ばれる。同団体は地元の御崎小学校児童が容器で発芽させたアマモ苗を御崎沖に移植する活動を2007年度から続けている。
今年度も同校3年生46人が2学期からアマモ種子の発芽に取り組んだ。この日、児童たちは自分が担当した飼育容器を一つずつ持って海岸へ。代表して齊木結衣さん(9)と山本真奈美さん(9)が「大切に育ててきたので、よろしくお願いします」と三島さんらスタッフに移植を託した。
三島さんはウエットスーツで海へ入り、根付きそうな場所を選んで海底に苗を植え付けた。発芽しなかった種子も自然の中で芽を出すことを期待して一帯に散布した。
三島さんによると、4年ほど前に直径30センチほどだった藻場は現在直径2メートルくらいまで範囲が広がり、さらに別の場所でも小さな藻場が複数できているという。「さらに移植を続ければ、藻場同士がひっついて、より大きなアマモ場が復活するのでは」と期待を込めた。
<前の記事 |
民間も営業・イベント自主休止の動き [ 社会 ] 2020年04月08日一部市立施設を5月6日まで運営休止 [ 社会 ] 2020年04月08日法に基づく外出自粛要請 赤穂市も実施区域 [ 社会 ] 2020年04月07日緊急事態宣言で休校園も5月6日まで延長 消防操法大会 西播磨で一斉に「中止」 [ 社会 ] 2020年04月07日幼小中も4月19日まで臨時休業 赤穂高校も4月19日まで休業延長 [ 社会 ] 2020年04月06日就職、進学で環境変化「いつも以上に交通安全を」 [ 社会 ] 2020年04月06日消防操法大会 臨時の団長会議で検討か [ 社会 ] 2020年04月06日「赤穂からおいしいフルーツを」若者2人が新規就農 中学校修学旅行 延期も視野に検討 消防操法大会は1か月延期へ 団本部方針 [ 社会 ] 2020年04月03日消防操法大会 延期を視野に再検討へ [ 社会 ] 2020年04月03日市民病院名誉院長・邉見公雄さん 初の著書 [ 社会 ] 2020年04月03日消防操法大会 入れ替え制・無観客で決行へ [ 社会 ] 2020年04月02日
コメント
0 0
投稿:赤穂民報 2019年03月11日コメントを書く