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マーマレードの世界大会で銅賞

 2019年07月12日 
浮田みかん園の「MaMaReはっさくマーマレード」と浮田和子さん
 オレンジやレモンなどかんきつ類果実を材料にしたマーマレードの出来映えを競う「ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会」の審査結果がこのほど発表され、プロの部で浮田みかん園=新田=の「MaMaReはっさくマーマレード」、アマチュアの部で兵庫県立赤穂特別支援学校=大津=の「あこうさんSUNマーマレード」が、ともに初出品で銅賞を受賞した。
 2006年にイギリスで始まった世界最大級のマーマレード品評会にちなんだ日本大会で、国内有数のかんきつ産地である愛媛県八幡浜市で初開催。フランス、スペインなど海外5カ国を含む1614点(プロ341点、アマ1273点)が寄せられ、プロのパティシエや料理人ら審査員が味と香り、食感など計20点満点で評価した。
 「MaMaReはっさくマーマレード」(780円、TEL45・1616)はオーナーの浮田康男さん(70)が栽培した自慢のはっさくを原料に果肉たっぷりで滑らかな口当たり。隠し味の赤穂塩で味を引き締めた。審査員からは「余韻の短さ」を指摘されたといい、レシピを担当した妻の和子さん(72)は「さらにグレードアップさせて来年も挑戦したい」と意欲を語った。
 「あこうさんSUNマーマレード」(非売品)は、「生徒にいろんな経験をしてほしい」と高等部学年主任の竹内栄子教諭=加里屋中洲=が有志を募り、島尾真吾さん(17)と杉本美鈴さん(17)、米澤麗香さん(18)=いずれも3年=の3人が調理した。材料は竹内教諭が自宅果樹園で育てたバレンシアオレンジ。同校と交流のある市内ロールケーキ店から作り方を教わった。
 皮と果肉を鍋で炊きながら種を取り除き、焦げ付かないように約1時間木べらでかき混ぜた。「スプーンで種を一つずつ取るのが大変だった。賞がもらえてうれしい」と杉本さん。来年以降に生産を増やして販売につなげる話もあり、島尾さんは「来年も応募して今回より上の賞を取れるように頑張って」と後輩へ希望を託した。
 日本大会は来年と再来年も八幡浜市での開催が決まっている。
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掲載紙面(PDF):
2019年7月13日号(2332号) 1面 (6,263,762byte)
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コメント

おめでとうございます!
マーマレードの大会があることにまず驚きました。一度味わってみたい...

1  0

投稿:オレンジ色 2019年07月12日

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