給食センター監修「鶏肉のレモン漬け」たれ新発売
2019年10月05日
学校給食センター監修で新発売された「鶏肉のレモン漬けのたれ」
鶏肉のレモン漬けは、片栗粉をまぶして油で揚げた一口大の鶏肉に濃口しょうゆと三温糖、レモン果汁のたれを絡めたおかず。1981年12月に「かしわのレモン漬け」の名称で給食メニューに取り入れられた。甘酸っぱい風味としょうゆの香りが食欲をそそる。「返却された食缶に鶏皮一つ残らない」ほど好評で、月に一度は献立に入れる定番メニュー。隣の上郡町をはじめ小野市、新温泉町の学校給食にも採用されている。
センターは2004年に市のホームページでレシピを公開。しかし、大鍋で大量に調理する給食と同じ味を家庭で出すのは難しく、「分量を守って作っても同じ味にならない」という声が多かったという。同社は昨年5月からセンターの監修の下、たれの試作を繰り返し、ついにセンター職員でも「給食と食べ比べても、味の違いが分からない」というほどの再現に成功した。
今春退職するまで40年間センターに勤務し、鶏肉のレモン漬けの「生みの親」でもある元栄養教諭の梅本晃子(てるこ)さん(60)=目坂=も新発売のたれを味見し、「鶏肉に合わせたら同じ味になると思う」と太鼓判。「給食に関心を持ってくれる人が増えたらうれしい」と話した。
市内の小学4〜6年生を対象に今春実施された給食アンケートでは「鶏肉のレモン漬け」は圧倒的な一番人気に推された。同社は「赤穂市民のソウルフードとも言えるおいしさを全国に広めたい」と意気込んでいる。
1袋200円(75グラム入り、税別)。市内では「主婦の店」で購入できる。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2019年10月5日号(2342号) 1面 (7,984,206byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 商業・経済 ]
「大吟醸 忠臣蔵」など2銘柄 GI認定 [ 商業・経済 ] 2020年07月04日「ウェルカムAKO」第2弾は7月1日から 市独自の中小企業給付金 6月30日から受付 「揖保乃糸」が売れれば赤穂塩も [ 商業・経済 ] 2020年06月22日調査回答社の半数「売上50%以上減」 [ 商業・経済 ] 2020年06月19日「日本遺産」「温泉」観光PRも再開へ [ 商業・経済 ] 2020年06月19日「ウェルカム赤穂」丸2日で予算消化 観光協会新会長に鹿久居荘の春本新二氏 宿泊料最大1万円お得 市民も利用可 [ 商業・経済 ] 2020年06月15日売上減の中小事業者に給付金10万円、家賃補助5万円 バブル崩壊下回り過去最悪 景気動向調査 [ 商業・経済 ] 2020年06月06日レナウンの基礎築いた尾上設蔵 「現代の名工」直伝 焼き菓子新発売 [ 商業・経済 ] 2020年06月05日テイクアウト利用「増えた」8割超 米の作付意向 2年連続で増加傾向 [ 商業・経済 ] 2020年06月03日
コメント
あまり他では見ないなと思いつつ全国区だと思っていたのですが、赤穂の方の創作だったのですか。
「赤穂市民のソウルフード」まさにその通り!明日はレモン漬け...
0 0
投稿:!emon 2019年10月05日コメントを書く