「快適なトイレに」生徒の要望受け暖簾寄贈
2019年10月09日
PTAから寄贈された暖簾
生徒用トイレは男女各3か所ずつあり、いずれも入り口に扉などの仕切りがない構造。廊下から中が見える状況だった。今年7月ごろ、「トイレが廊下から丸見えで落ち着かない」と生徒会長の久保悠人君(15)=3年=から改善要望を受けた安井誠治校長がPTA会長の丸尾友明さん(40)に相談。PTAが暖簾の寄贈を申し出た。
贈られた暖簾は専門メーカーによる特注製で縦120センチ、横150センチ。抗菌仕様の麻混生地を使い、トイレの壁面タイルの色に合わせて男子用はミントグリーン、女子用はベージュを選んだ。
自身も同校OBの丸尾会長は「自分も中学時代、トイレの中が見えて落ち着かなかったので、何とかしてあげたかった」といい、久保君は「快適になったトイレを大切に使いたい」と感謝。安井校長は「生徒と教職員、PTAの思いが一つになって実現した。『チーム坂中』の象徴」と話した。
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掲載紙面(PDF):
2019年10月12日号(2343号) 3面 (6,750,618byte)
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