ロボットで遠隔サービス 市が実証実験
2020年03月17日
赤穂市が実証実験を行う分身ロボット「オリヒメ」
実験に使用するのは、カメラとマイク、スピーカーを搭載した分身ロボット「オリヒメ」(高さ23センチ)。専用アプリをダウンロードしたスマホやタブレットでインターネットを通じて会話できるほか、「うなずく」「手を振る」「拍手」など十数種類の動作を遠隔操作できる。
開発したオリィ研究所(東京都港区)によると、2015年の量販化以降、企業のテレワークや入院児童への遠隔教育などに活用されているという。ロボットシステムに詳しい市政特別アドバイザーの長安成暉氏(21)が「人口減少が進む中、行政機能を維持していくための方策」として実証実験を提案した。
19日に保健センターと在宅の妊婦をつないで健康相談を行い、20日にはJR有年駅の総合案内所に午前10時半から午後4時まで「オリヒメ」を設置し、遠隔で観光案内を実施する。また、22日に西有年大避神社で行う消防ポンプ自動車入魂式では牟礼正稔市長が市庁舎からロボットを通じて祝辞をスピーチする。
「職員が現地にいなくても職務を果たせたり、市民が在宅のまま行政サービスを受けられたりできるので、効率性や利便性の向上が期待できるのでは」と長安氏。市は実証実験で得たデータをもとに、導入の効果や実現性を検討することにしている。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2020年3月20日号(2364号) 1面 (5,572,181byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
市消防操法大会 第1分団が連覇 [ 社会 ] 2018年04月23日放置艇対策で係留施設整備へ [ 社会 ] 2018年04月21日2020年大河「忠臣蔵」ならず [ 社会 ] 2018年04月19日唐船潮干狩り 「交換方式」で28日から営業 赤穂市議会 議長に瓢氏 [ 政治 ] 2018年04月18日商議所青年部の新会長に藤田氏 「自立した社会人に」新入社員が抱負 哀悼捧げ安全誓う 消防殉職者慰霊祭 [ 社会 ] 2018年04月15日「ふる里創生」へ市民団体設立 [ 社会 ] 2018年04月14日大蓮寺住職が総本山法要で大役 [ 社会 ] 2018年04月14日播磨灘で規制値超える貝毒続く 期待いっぱい 小・中学校で入学式 「改憲NO!」パレードで訴え [ 社会 ] 2018年04月08日ラジオで定住促進PR 7日から放送 [ 社会 ] 2018年04月06日春の交通安全運動がスタート [ 社会 ] 2018年04月06日
コメントを書く