地元作家らによる創作うちわと風鈴展
2020年07月29日
多彩な創作うちわが展示されている桃井ミュージアム
相生の絵師・舟丘恵凡さん、たつのの日本画家・赤松理子さん、太子の現代美術家・山口謙二さんら19人が計約130点を出品している。赤穂市内からは、デザイナーのマエカワマサミさん、造形アーティストの千崎輝幸さん、書家の大島美代子さんなどが参加。同館オーナーの桃井香子さんは長棟州彦さんとともに雲火焼で作った風鈴とうちわ立てを展示している。
金魚やペンギン、アサガオといった涼しげな絵柄を描いたもの、詩や短文を味わい深い筆致で毛筆した木製うちわ、疫病除けにご利益があるとされる「アマビエ」をモチーフにした作品などが展示され、川柳赤穂吟社の会員が自筆した川柳うちわ約40点も並ぶ。気に入った作品は購入でき、売上の一部は医療従事者のために寄付される。
桃井さんは「自然の風を活かして暑さをしのぐ日本の文化や生活様式の良さを改めて感じてもらえれば」と話している。
館内で利用できる金券500円分を購入して入館する(身障者、小・中学生は200円)。9月21日(月・祝)まで午前9時〜午後4時。火曜と8月12・13日は休館。
8月22日(土)には舟丘恵凡さんを講師に親子でうちわを作るワークショップを開く。午前11時と午後2時で各回20人を募集。参加費1000円。Tel56・9933。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2020年8月1日号(2380号) 1面 (8,631,834byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
国際芸術祭の広域連携事業に採択 [ 文化・歴史 ] 2016年01月23日姫路市美術展に8人入賞・入選 [ 文化・歴史 ] 2016年01月21日絵画と写真で尼子山の魅力再発見 [ 文化・歴史 ] 2016年01月16日県文化財の大黒舞に待望後継者 [ 文化・歴史 ] 2016年01月01日赤穂と山鹿の絆が漫画に [ 文化・歴史 ] 2015年12月13日忠臣蔵を熱演 山科こども歌舞伎 個性と感性ほとばしるアート展 [ 文化・歴史 ] 2015年12月12日第45回義士祭奉賛学童書道展 地元産綿花100%の緞通第1号 [ 文化・歴史 ] 2015年12月05日画家アキノイサムの絵本原画展 [ 文化・歴史 ] 2015年12月05日イタリア大使館で義士慰霊祭 [ 文化・歴史 ] 2015年12月03日ヒラオコ3枚目CDは『裸身盤』 [ 文化・歴史 ] 2015年12月02日「君の恵に」思い出の唱歌を書に [ 文化・歴史 ] 2015年12月01日母校の音楽会にゲスト出演 昭和2年古写真「義士行列」ルーツか [ 文化・歴史 ] 2015年11月28日
コメントを書く