能楽の祖ゆかりの大避神社で奉納上演
2020年10月27日
坂越・大避神社で行われた能楽奉納
今年6月に予定されていた赤穂市民能がコロナ禍で中止となったことを受け、実行委員会が文化庁の「文化芸術活動継続支援事業」として無観客で企画した。拝殿前で観世流シテ方の大西礼久さん、福王流ワキ方の江崎正左衛門さんらが能「羽衣」を奉納。大西智久さんによる仕舞「玄象」も演じられた。
奉納後は神戸女子大学古典芸能研究センター非常勤研究員の大山範子氏と生浪島宮司が河勝と能楽の関わり、同神社に秘宝として伝わる舞楽面などについて対談。大山氏は、河勝にまつわる伝承について、「まったくいわれがないということではなく、基になっているものが代々大切に語り継がれてきたのではないか」と語り、生浪島宮司は「能の奉納をご祭神の河勝公も非常に喜んでおられるはず」と話した。
実行委員会はこの日の奉納上演と対談のもようを後日インターネットで動画配信する予定にしている。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2020年10月31日号(2390号) 4面 (10,103,089byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
筆一筋に人生境地の94歳 [ 文化・歴史 ] 2012年11月23日パッチワークキルト作品展 [ 文化・歴史 ] 2012年11月23日“最古”の内蔵助肖像画 [ 文化・歴史 ] 2012年11月22日豊原国周の義士浮世絵展 [ 文化・歴史 ] 2012年11月22日神戸の風景画など小品展 [ 文化・歴史 ] 2012年11月20日7歳と5歳の兄弟 民謡初舞台 古墳中期の勾玉など発掘速報展 [ 文化・歴史 ] 2012年11月17日元禄赤穂事件の英訳本発刊 [ 文化・歴史 ] 2012年11月17日作業学習に「赤穂緞通」導入 [ 文化・歴史 ] 2012年11月10日播磨と備前 国境石探訪ツアー 船檀尻が64年ぶりの海上公演 写真で辿る相生の変遷 [ 文化・歴史 ] 2012年11月03日「白いチョークの会」会員展 [ 文化・歴史 ] 2012年11月02日坂越で3日、船檀尻の復活公演 生誕180年で大鳥圭介特別展 [ 文化・歴史 ] 2012年11月01日
コメントを書く