紙芝居で「オレンジリボン運動」PR
2020年11月21日
子ども虐待防止を訴える紙芝居を制作した、はくほう会医療専門学校赤穂校のみなさん
17日からインターネット動画投稿サイトユーチューブで公開した。「一人でも多くの人に視聴してもらって関心を持って」と呼び掛けている。
紙芝居のタイトルは「声にならない声〜行かないで〜」。親から育児放棄された少女が近隣住民の通報で児童相談所に保護され、無事に成長する過程を画用紙11枚で描いた。全国の児童虐待件数などのデータをグラフで示し、約6分半の動画にまとめた。
作業療法学科2年生16人が授業の一環として取り組み、11月の児童虐待防止推進月間に合わせて動画を公開した。学生らは手描きの啓発ポスター、運動のシンボルであるオレンジリボンも作製。学内で掲示したり配布したりして啓発に努めた。
紙芝居班リーダーの長島正伍さん(23)は「関心を持つ人を増やすことが虐待防止や早期発見につながる」と語り、ナレーションを担当した夏山礼華さん(26)=相生市旭=は「聞き取りやすいように、ゆっくり話すことを意識しました。地域みんなで子どもを見守りたい」と話した。
取り組みを指導した専任教員の赤堀将孝さんは「今回の経験を踏まえ、福祉の視点を兼ね備えた医療人材に育ってほしい」と期待した。
<前の記事 |
関連サイト:
■動画「声にならない声〜行かないで〜」
掲載紙面(PDF):
2020年11月21日号(2393号) 4面 (9,473,567byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
成人祝賀式で大人の門出祝う [ 社会 ] 2020年01月13日《西有年産廃》公文書公開請求後に知事発言録を破棄 新年交礼会 一年のスタート祝う 《西有年産廃》「『心配ない』ともっていけるか」知事発言 赤穂JC理事長に寺岡里江子氏 女性初 [ 社会 ] 2019年12月29日加里屋川連絡協に県くすのき賞 [ 社会 ] 2019年12月24日五輪聖火ランナーに塩屋の大川裕司さん 恋活イベントから成婚第1号カップル誕生 [ 社会 ] 2019年12月16日期末・勤勉手当 総額7億超 [ 社会 ] 2019年12月10日《市公共工事贈収賄》元工務係長を懲戒免職 議員定数検討「今年度中に結論」 [ 社会 ] 2019年12月07日人気シェフ 母校で講演「念ずれば花開く」 「就職氷河期」38人が応募 [ 社会 ] 2019年12月03日夢や目標持てない子ども 家計が影響 消防車100台分の放水システムで訓練 [ 社会 ] 2019年11月29日
コメントを書く