日本海水 第2バイオマス発電所を稼働
2021年01月08日
日本海水(東京都千代田区、西田直裕社長)が西浜町に建設した「赤穂第2バイオマス発電所」が2日、営業運転を開始した。最大発電出力は3万キロワットで、年間約42億円の売上を見込む。
2015年に運転開始した赤穂第1バイオマス発電所に続き、17年7月に着工。約100億円を投資し、第1発電所の約1・8倍の発電能力を持つプラントを建設した。
燃料使用量は年間23万5000トンで、約6割は海外から輸入したPKS(パーム油の生産過程で発生したヤシの殻)、残り約4割を国内の間伐材や樹皮などでまかなう。同社の試算では、石炭発電に比べて年間約11万トン分の二酸化炭素を削減する効果があるという。
第2発電所の運転に伴い、約20人を新規雇用。第1発電所と合わせた年間売上高は約67億円となり、同社の総売上高の約2割を占める見通し。
同社は「再生可能エネルギーによる電力事業を推進し、SDGsの達成と温室効果ガス排出ゼロを目指し、脱炭素社会の実現に貢献していきたい」としている。
掲載紙面(PDF):
2021年1月16日号(2400号) 4面 (7,988,278byte)
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2015年に運転開始した赤穂第1バイオマス発電所に続き、17年7月に着工。約100億円を投資し、第1発電所の約1・8倍の発電能力を持つプラントを建設した。
燃料使用量は年間23万5000トンで、約6割は海外から輸入したPKS(パーム油の生産過程で発生したヤシの殻)、残り約4割を国内の間伐材や樹皮などでまかなう。同社の試算では、石炭発電に比べて年間約11万トン分の二酸化炭素を削減する効果があるという。
第2発電所の運転に伴い、約20人を新規雇用。第1発電所と合わせた年間売上高は約67億円となり、同社の総売上高の約2割を占める見通し。
同社は「再生可能エネルギーによる電力事業を推進し、SDGsの達成と温室効果ガス排出ゼロを目指し、脱炭素社会の実現に貢献していきたい」としている。
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