《西有年産廃》上郡町長に住民投票条例を本請求
2021年01月08日
住民投票条例の制定を遠山寛町長に直接請求した上郡産廃問題対策協議会
請求を受理した遠山町長は報道取材に対し、「これだけの住民の声がある。住民投票の実施はやむを得ないのではないか」とコメント。議会への意見書に住民投票を肯定する旨を含ませる意向を明らかにした。
同協議会は昨年10月30日から1か月間の署名活動を行い、自署でないものや重複などを除き、同町有権者の53%に及ぶ6773筆が有効と認められた。
条例制定には議会の可決が必要。地方自治法は、直接請求があった場合、20日以内に議会を招集して意見を付けて付議することを首長に義務付けている。関係者によれば、19日と20日に臨時議会を開催する方向で調整が進んでおり、14日の議会運営委員会で日程が決める。
また、同協議会は同日、住民投票の実施時期について今年7月に見込まれる県知事、町長、町議会選挙との同時投票とし、県からの意見照会に対する回答に住民投票結果を盛り込むよう求める要望書も遠山町長に提出した。この点について遠山町長は取材に「住民投票を町長選にぶつけたくないのが本音。町長を選ぶのに産廃の賛否だけで票が動くのはおかしい」「今年度内に県へ回答するという考えに変わりはない」との認識を示した。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2021年1月16日号(2400号) 1面 (7,988,278byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
病院事業管理者に高原秀典氏任命へ [ 社会 ] 2024年03月16日香りでも楽しめる「春めき桜」植樹 [ 社会 ] 2024年03月12日住居侵入の消防係長 停職6か月の懲戒処分 市民病院経営強化プラン 失敗した場合の責任「市長にある」 [ 社会 ] 2024年03月07日赤穂市議会 6日と7日に代表・一般質問 [ 政治 ] 2024年03月04日患者と家族の拠り所 月例の「がんサロン赤穂」 田中康湧プロが五段に 若手棋戦で優勝も [ 社会 ] 2024年02月29日下水道使用料 2009年度以来の値上げへ改定率協議 市民病院の経営形態「変更の可能性ある」副市長が言及 [ 社会 ] 2024年02月24日雄鷹台山に登山ルート看板 [ 社会 ] 2024年02月22日「産廃処分場建設反対」住民団体がアピール行進 [ 社会 ] 2024年02月21日大規模災害想定しボランティアセンター開設訓練 綿栽培通して「人間サイズのまちづくり」兵庫県から奨励賞 赤穂署管内の刑法犯「乗り物盗」が3割 救急出動 前年から12%増 2年連続過去最多 [ 社会 ] 2024年02月17日
コメントを書く