「30年以内に震度6弱」50%超地点も
2021年03月31日
赤穂市周辺で今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率=地震調査研究推進本部・地震調査委員会作成の地震動予測地図より抜粋
地震動予測地図は、現時点で考慮し得るすべての地震の位置や規模などに基づいて揺れの大きさや確率を計算し、地図に示したもの。同委員会は2005年に発表して以降、1〜2年おきにデータを更新している。今回は全国を250メートル四方ごとの地点に区切り、確率に応じて(1)0・1%未満(2)0・1〜3%(3)3〜6%(4)6〜26%(5)26%以上の5段階に色分け表示した。
国立研究開発法人防災科学技術研究所のホームページ「地震ハザードステーション」では各地点の確率を表示できる。赤穂市役所がある地点では、今後30年間で震度6弱以上の揺れに見舞われる確率は38・5%、震度6強以上は6・0%となった。2008年版の同じ地点の確率は震度6弱以上7・5%、震度6強以上0・2%で、確率の上昇が伺える。また、千種川沿いでは震度6弱以上が50%超、震度6強以上は10%超の地点も見られた。
同委員会は「平野部や河川沿いなどは、地盤が軟らかく揺れやすい」とし、「公表したデータを防災への備えに活用してほしい」と呼び掛けている。
<前の記事 |
関連サイト:
■地震ハザードステーション(防災科学技術研究所ホームページ)
掲載紙面(PDF):
2021年4月3日号(2411号) 4面 (9,148,522byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
節電で昼休み1時間繰り下げ [ 社会 ] 2012年06月27日安全確認で事故から身を守ろう [ 社会 ] 2012年06月25日保育所の先生たちが和太鼓特訓 [ 社会 ] 2012年06月24日防災マップに家庭で書き込みを [ 社会 ] 2012年06月23日【寄稿】福祉活動に込められた殿下の“想い” [ 社会 ] 2012年06月23日計画なくても課税は「適法」 [ 社会 ] 2012年06月21日市社協理事長に西元男氏 [ 社会 ] 2012年06月20日本のリサイクルフェア盛況 [ 社会 ] 2012年06月20日非開示取消請求訴訟、原告が敗訴〜神戸地裁 [ 社会 ] 2012年06月19日厄をはらって涼を呼ぶ [ 社会 ] 2012年06月16日赤穂RC新会長に前田氏 [ 社会 ] 2012年06月12日赤穂LC新会長に横山氏 [ 社会 ] 2012年06月12日荒神社の社殿改修が竣工 [ 社会 ] 2012年06月10日介護支援に換金スタンプ 復興支援の折り鶴3万羽募集 [ 社会 ] 2012年06月08日
コメントを書く