聖火つないだ大川さん「熱意感じた」
2021年05月25日
東京オリンピック聖火リレーイベントに参加した大川裕司さん
兵庫県内の聖火リレーはコロナ禍による緊急事態宣言発令に伴い公道リレーは中止。姫路城会場ではランナー82人が走らずに順番に聖火を受け渡すトーチキス方式で行われた。
「セレモニーが行われるのかどうか不安だった」という大川さん。主催者からの正式な連絡は開催2日前までなく、感染拡大防止のため観覧人数はランナー1人につき2人に制限された。「家族にも見せられない聖火リレーなんて」と一時は参加を迷ったという。
「でも、会場に着いたら、スタッフのみなさんの『セレモニーを絶対に成功させるんだ』っていう熱意がすごく伝わってきて。それで気持ちが晴れました」
大川さんは、この日のためにユニフォーム柄に合わせて新調したシューズをはいてステージに登場。聖火を受け取ると、トーチを手に好きな野球にちなんでバッティングのポーズを決め、さらに地元の祭りで演じる鼻高の舞を披露した。帰宅後は家族みんなで録画を見て、笑い合ったという。
「思い描いた理想の形ではなかったけれど、参加して良かった」と振り返り、「オリンピックも『やって良かった』と思えるようにするには、しっかりとした感染防止対策が必要。選手が競技に集中できるようにしてほしい」と話した。
聖火ランナーは、自分が使用したトーチを実費(約7万2千円)で引き取ることができ、大川さんは迷わず購入。「今年の赤穂シティマラソンが開催されるのなら、トーチを持って走りたい」と考えている。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2021年5月29日号(2418号) 2面 (5,782,194byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
赤穂弓友会4月例射会 [ スポーツ ] 2022年04月14日第30回山口会長杯お別れサッカー 友道師 大阪杯初勝利 G1通算15勝目 [ スポーツ ] 2022年04月03日囲碁の田中三段 NHK杯初出場 10日放映 [ スポーツ ] 2022年04月03日播磨初 女子学童野球チームが誕生 城南野球場の愛称「赤穂トラストホープ球場」 市民体育祭2021…空手道・実践空手 [ スポーツ ] 2022年03月14日赤穂弓友会の3月例射会 [ スポーツ ] 2022年03月13日高橋蓮至君 東洋大姫路でセンバツへ [ スポーツ ] 2022年03月12日2022年体育功労者と永年優秀選手 [ スポーツ ] 2022年03月10日2021年度スポーツ少年団功労者・優良団員 スイミング教室更新に約150人列 県高校女子サッカー決勝で4得点 優秀選手に [ スポーツ ] 2022年02月17日赤穂弓友会の2月例射会 [ スポーツ ] 2022年02月15日市民体育祭2021…バドミントン [ スポーツ ] 2022年01月26日
コメントを書く