塩屋で保存会が屋台飾り付け 伝統継承
2021年10月24日
地元中学生が参加した大屋台の太鼓体験
コロナ下で各地の秋祭りが中止となり、塩屋荒神社の祭りも昨年に続いて開催が見送られた中、屋台文化の継承を目的に実施。会員らが擬宝珠や伊達綱などを決められた位置に取り付け、約5時間かけて完成させた。
24日には今年の本宮で屋台の太鼓を打つ予定だった地元小・中学生たちが体験。本番用の衣装を着て大屋台の太鼓を打った中学3年、大饗海正(おおあえ・かいせい)君(15)=板屋町=は「祭りがなかったのは残念だけど、太鼓を体験できてうれしい」。幼いころから祭りを見て育ったという同級生の中村匠君(15)=塩屋=は「大人になったら屋台を担ぎたい」と話した。
保存会の伊多義典会長は「若い子らが祭りに関心を持ってくれて頼もしい。来年は通常の祭りが開催できれば」と願った。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2021年10月30日号(2436号) 2面 (6,555,227byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
本物どっち? 土器の実物とレプリカ [ 文化・歴史 ] 2016年06月24日演奏家協会が26日に定演 完成400年「赤穂上水」顕彰 [ 文化・歴史 ] 2016年06月18日五穀豊穣願って19日「お田植祭」 音楽とバレエで子ども芸術劇場 忠臣蔵扇子の新柄「大序」発売 [ 文化・歴史 ] 2016年06月11日毎月12日に雅楽サロン 吹奏楽と金管バンドの祭典 夏祭り奉献俳句を公募 塩屋荒神社 4年がかりで亡母の遺句集 [ 文化・歴史 ] 2016年06月04日8月に泉岳寺など義士史跡探訪ツアー 若狭野浅野家の旧札座で保存運動 [ 文化・歴史 ] 2016年06月03日赤穂ゆかりの画家が描いた「60年前」 [ 文化・歴史 ] 2016年05月25日食文化発信「天塩スタジオ」オープン 東浜町に緞通工房 製作工程見学可 [ 文化・歴史 ] 2016年05月20日
コメントを書く