牟礼正稔市長が赤穂民報の記事に抗議
2022年02月15日
赤穂市長の牟礼正稔氏は14日、赤穂市民病院経営検討委員会に関する記事について「内容が事実と乖離している」などとして、赤穂民報に抗議と訂正を文書で要求した。
牟礼氏は、赤穂民報が2月12日号3面に掲載した「関係者によると、この時点では牟礼市長は『指定管理者制への移行へ腹を決めていた』といい、指定管理者を公募した場合、『市にとって願ってもない好条件』で手を挙げる事業者の目途もつけていたという。県も了承し、職員をオブザーバーとして送り込むことを決定。こうした市の意向は検討委の委員たちにも事前に伝えられた。」の記事部分について抗議した。
抗議文で牟礼氏は「検討委員会設置の段階で、そのようなことを私が決断するはずもなく、また、そういったことを誰かに伝えたことも全くない」と否定。「経営形態の変更ありきで、人選を行ったわけではない」「私に一切の取材、問い合わせもなく、内容が事実と乖離している」などとして訂正を求めた。
赤穂民報の広島秀紀・編集発行人は「指摘の部分は、関係者への取材に基づいたものであり、訂正の要求には応じられない」としている。
関連サイト:
【関連記事】関係者証言から見える経営検討委の裏側(2022年02月12日)
掲載紙面(PDF):
2022年2月19日号(2451号) 2面 (11,644,086byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
牟礼氏は、赤穂民報が2月12日号3面に掲載した「関係者によると、この時点では牟礼市長は『指定管理者制への移行へ腹を決めていた』といい、指定管理者を公募した場合、『市にとって願ってもない好条件』で手を挙げる事業者の目途もつけていたという。県も了承し、職員をオブザーバーとして送り込むことを決定。こうした市の意向は検討委の委員たちにも事前に伝えられた。」の記事部分について抗議した。
抗議文で牟礼氏は「検討委員会設置の段階で、そのようなことを私が決断するはずもなく、また、そういったことを誰かに伝えたことも全くない」と否定。「経営形態の変更ありきで、人選を行ったわけではない」「私に一切の取材、問い合わせもなく、内容が事実と乖離している」などとして訂正を求めた。
赤穂民報の広島秀紀・編集発行人は「指摘の部分は、関係者への取材に基づいたものであり、訂正の要求には応じられない」としている。
<前の記事 |
関連サイト:
【関連記事】関係者証言から見える経営検討委の裏側(2022年02月12日)
掲載紙面(PDF):
2022年2月19日号(2451号) 2面 (11,644,086byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
赤穂高の募集定員 21年度は40人減 [ 社会 ] 2020年10月20日2人感染 いずれも濃厚接触者 [ 社会 ] 2020年10月19日濃厚接触者確認され修学旅行を中止 赤穂健福事務所管内 およそ2か月ぶりコロナ感染 [ 社会 ] 2020年10月17日歯と口の元気が健康長寿の源 [ 社会 ] 2020年10月15日市職員の不正防止マニュアル策定 [ 社会 ] 2020年10月12日12日から「明るい選挙ポスター」展 成人祝賀式は式典のみ実施 東京・泉岳寺 今年の義士祭中止 幼稚園3歳児保育の定員倍増 観光協会が公募で事務局長を決定 ごみ減量資源化 小学生のポスター・標語展 修学旅行 県内・短縮日程で実施へ 市最高齢男性が104歳で死去 [ 社会 ] 2020年09月29日新型コロナと闘う医療従事者たちの記録 [ 社会 ] 2020年09月25日
コメント
さまざまなご意見、ご批判をいただきましたことは誠にありがたく、感謝しております。ただし、「一部の人間に有利になるような記事の書き方」「広告料を納めてる一部のスポンサーの意見に傾倒」はしていないことははっきりと申し上げておきます。
今後も読者から信頼されるメディアであるよう、精進してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
18 32
投稿:赤穂民報 2022年02月23日赤穂新聞みたら同じ記事が載ってましたけどその内容はここの記事とは違ってましたよ。同じ記事でも2社間で伝える内容にかなりの乖離があるように感じました。これもまた今回の赤穂市長が発言したしてない論と同じではないですか。メディアは「何を基準に」情報を取捨選択し、読者に情報を伝えているのでしょうか?
赤穂民報の記者、編集、広報の方々は、その答えをなんとなく肌感覚ではわかっているのではないかと思います。一部の人間に有利になるような記事の書き方はされてませんか?広告料を納めてる一部のスポンサーの意見に傾倒していませんか?メディアとして物事をもう一つの側面からとらえることは良いですがそれ利用して社会に新たな偏見を助長させることは許しません。
26 6
投稿:憐憫の目 2022年02月23日改めて牟礼市長にインタビューを申し込まれてはどうですか?
お互いに不本意なのだと思いますし。
今なら市長にインタビューを申し込んでも断られる事はないでしょうから。
最後に、ペンネームに関して。
https://www.ako-minpo.jp/page/about.html
↑私はこのページにある「創刊のことば」を読んで、現在まで続く赤穂民報さんの立ち位置を自分なりに理解しています。
12 12
投稿:赤穂民報は広告紙ではなく新聞ですよね? 2022年02月19日市長から抗議が来たからといって萎縮する必要はなく、言論機関に対してよくあることですので、既に応じないと回答された後は、報道機関として何が今問題が追及してください。
市や病院に、論点ずらして責任逃れする隙を与えないようにしなければなりません。
13 56
投稿:論点ずらすな 2022年02月16日9 2
投稿:一市民 2022年02月16日ただし、関係者への取材に基づいた内容については訂正するところがありませんので、訂正には応じられません。
「読者を引きつけやすいようにより派手に時には事件性がなくともあるように書いている」などとの批判がありましたが、決してそのような考えで新聞編集をしておりません。ただし、そのように受け止めておられる読者もあるということは肝に銘じて今後の取材と編集に取り組んでまいります。
なお、記事の検証についてですが、実質的に編集発行人のみで新聞編集を行っております。質問の主旨は、複数の視点でのチェックの必要性を指摘していただいたものと思います。今後、複眼的な記事検証が可能な方法あるいは体制を組めないか、検討したいと思います。
20 61
投稿:赤穂民報 2022年02月16日それが一番よ。
32 8
投稿:どっちでもいい 2022年02月16日55 5
投稿:問題です 2022年02月16日関係者取材での事ですから、市長もその関係者からの事実確認したのでしょうか?
民報さんを責めるのでは無く、取材を通してわかった事を市長もしっかり市民病院問題を周りの人にキツく事実確認する用求めたいです。
11 42
投稿:野球親父 2022年02月16日コメント下さい。
38 4
投稿:読者 2022年02月16日31 22
投稿:そもそも 2022年02月16日他の市町村に見られない情報誌なのであって悪では無いと思いたいですがコンプライアンスを問われる昨今泣き寝入りしたくないので告発しますでは道理が通らないと思います。
それは1市民に任せて広島氏?は下手な週刊誌みたいに思ったから書くのではなく事実を書くことが重要だと思います。
貴方は1市民である前にジャーナリストのつもりなんだろうからそれくらいは肝に銘じて考え方を改めないといけないと思います。
既にコメントにもありますが少なくとも当事者である市長がわざわざ反論文を送ることの重要さを考え真摯な対応を望みます。
内容が正しいかどうかは別としてそれが出来なければ赤穂民報は存在する意味はありません。
最後に、子供じゃないんやからそれくらいは理解して記事を届けて欲しいですね。
70 15
投稿:ここは新聞ではなく広告紙ですよね? 2022年02月15日取材の過程を知りたいのではありません。
市長か民報さん、私達市民はどちらが正しいのか知りたいのです。
83 3
投稿:赤穂君 2022年02月15日25 59
投稿:一読者 2022年02月15日本件については取材の過程を明らかにすることはできませんが、いただいたご意見を真摯に受け止め、今後の取材活動に反映してまいります。
16 68
投稿:赤穂民報 2022年02月15日23 61
投稿:読者の一人 2022年02月15日こんな事は取材の基本中の基本と思っていたのだが
今のところ実名証言もなければ物証もない極めて根拠の弱い記事と言わざるを得ない
市長の抗議に応じないのならもっと根拠を示した市民の納得できる記事を書いてもらいたい
84 11
投稿:読者 2022年02月15日市長本人が否定してるのに対して、民報さんは関係者から聞いて肯定してる。
言った言わないの問題はどちらかが折れるしか無い。
今のところ、どちらもその様子が無い。
記事にした以上、いく所まで行って白黒つけないと見てる市民は納得行かないと思いますよ。
60 9
投稿:赤穂君 2022年02月15日64 9
投稿:ニーチェ 2022年02月15日そのため記事には公明正大で、公共性の高い情報を正しく表現したうえで報道する義務があります。今回の記事に関しては、赤穂市長の発言として2/13号3面に記載された文章の証言を当発言者の赤穂市長から引き出していないとみられ拝読した者に大変多くの困惑を与えております。また貴社における昨今の記事からは、関係者と言う都合の良い表現であたかも当事者から内部情報を得たかのような文章表現を多分に記載されていると散見いたします。それら一連の報道から貴社における取材の姿勢は、当事者から言質を取る習慣がないため一部の人間が述べたことを拡大解釈して事実と認識し広く報道しているように感じます。他人の発言を『』として記事に載せるのであればしっかりと該当者への取材に基づいた報道にして頂ければと思います。一部の記者の主観や信条だけが正義として流布されることのないよう、新たな偏見を地域に生み出すことがないよう貴社報道には、牟礼市長からの抗議と訂正を要求されたことを契機に慎重さと誠実さを求めます。
赤穂市にとって立法・行政・司法の3つの権力と並んで「第4の権力」としばしば呼ばれる赤穂民報には、公共性や公益性を損なうことのないような報道姿勢にしていただければ幸いです。ここまで稚拙で長文を書き綴ったことお詫び申し上げます。貴社が真実を求め社会と戦うとき、戦いながら自ら怪物にならぬよう用心したほうがいい。真実を長く覗くとき真実もまた等しく貴社を覗くのだから。
70 7
投稿:Dark Knight 2022年02月15日55 6
投稿:おっちゃん 2022年02月15日66 5
投稿:おじさん 2022年02月15日関係者からの取材が録音でもしてないなら、本人より関係者の方が信実なのはなぜですか?
49 6
投稿:赤穂市民 2022年02月15日赤穂民報は本人取材してないが、関係者からの取材の方を信じ、記事にすると堂々と言っている
46 3
投稿:赤穂市民 2022年02月15日コメントを書く