西郷輝彦さん逝去 内蔵助役でこだわった「黒足袋」
2022年02月23日
義士行列で勇姿を見せた西郷輝彦さん
報道によると、西郷さんは2011年に前立腺がんと診断されて手術。義士行列に出演したときは元気な姿で沿道の声援に応え、「赤穂のみなさんの前を内蔵助姿で歩ける。こんな幸せなことはありません」とインタビューに答えた。
西郷さんは義士祭当日の朝、内蔵助役の衣装に白足袋が用意されていることを知り、「討ち入りには目立たない黒足袋をはいたのでは」などと提案。急きょ用意された黒足袋に途中ではき替えたという。
「ほとんど気付いた方はないでしょうが、行列の前半は白足袋、休憩をはさんだ後半は黒足袋で歩かれました」と語るのは西郷さんの付き添い係を務めた市商工課の高見直樹課長。「衣装の細部にまでこだわるプロ意識を感じましたが、最も印象に残っているのは、にこにこしたスマイルです」と話し、冥福を祈った。
<前の記事 |
関連サイト:
【関連記事】西郷輝彦さん内蔵助で義士祭(インタビュー動画あり)
掲載紙面(PDF):
2022年2月26日号(2452号) 2面 (4,592,109byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
赤穂市民病院 入院病棟に無料Wi―Fi整備へ [ 社会 ] 2024年06月29日海岸保全区域の「恋ヶ浜」 無許可で砂採取 兵庫県が業者を指導 新学校給食センター 来月中旬から建設着工 [ 社会 ] 2024年06月22日赤穂RC 次期会長に木虎知己氏 [ 社会 ] 2024年06月19日赤穂LC 新会長に嘉陽田征信氏 [ 社会 ] 2024年06月19日元TOKIOの山口達也さん「未来と自分は変えられる」 [ 社会 ] 2024年06月16日能登で災害支援 市職員が活動報告 [ 社会 ] 2024年06月15日兵庫県下初の農村RMO 周世・有年横尾地区に設立 出水期前に防潮施設をチェック [ 社会 ] 2024年06月03日《市民病院医療事故多発》脳外科医2人を書類送検 業務上過失傷害容疑 病院は過失否定 詐欺未遂犯、建造物侵入犯など検挙 優良警察官を表彰 [ 社会 ] 2024年05月29日「理科好きの子ども増やそう」近畿大工学部と連携協定 赤穂小のPTA改革 任意加入を明確化 学級委員廃止も 手術支援ロボを導入 赤穂中央病院 [ 社会 ] 2024年05月25日「暴追の旗守り続ける」断つ会が会長改選 [ 社会 ] 2024年05月24日
コメント
3 1
投稿:御冥福をお祈りします 2022年02月23日コメントを書く