高潮時の大雨対策 御崎第2ポンプ場竣工
2022年03月21日
竣工した御崎第2ポンプ場
排水能力毎分59立方メートルのポンプを2台設置。高潮の影響で雨水を自然流下できず水位と降水量が一定の基準に達すれば自動的に稼働し、雨水を強制的に海へ排水する。土木建築工事費、電気・機械設備費の計約5億1000万円をかけて整備した。来年度以降、周辺の雨水を集めるための雨水渠を整備する予定という。
地元住民によると、ポンプ場の周辺地域では2004年に高潮の影響で排水できなくなった雨水が側溝からあふれ、床上浸水が発生。その後は高潮と大雨が予想される度に消防団が仮設ポンプを設置していたという。自身も排水区内に居住する御崎地区連合自治会の角岡一頼会長は「地域の安全安心に近づいたことは喜ばしい。ポンプ場の効果に期待している」と話した。
市下水道課によると、市公共下水道事業計画に策定した雨水ポンプ場はすべて整備が完了。市が保有する雨水ポンプは7施設となった。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2022年3月19日号(2455号) 2面 (10,554,762byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「買い物弱者」に救い 移動スーパー開業へ 75歳以上の急発進抑制装置 市が上乗せ補助へ 「産廃処分場は『環境犯罪』SNSで発信を」 [ 社会 ] 2019年11月17日事故を『しない』、お先に『どう』ぞ [ 社会 ] 2019年11月15日浄専寺で報恩講落語会 [ 社会 ] 2019年11月11日《市公共工事贈収賄》検討委が初会合 中村文代さんに兵庫県社会賞 消費者活動で功績 [ 社会 ] 2019年11月06日「産廃反対市民の会」5周年記念講演会 世代問わず意見交流「教学サロン」 市民が考えた「2030年の赤穂」 [ 社会 ] 2019年10月30日「安心実現へ行動」大会宣言採択 [ 社会 ] 2019年10月28日《市公共工事贈収賄》個別聞き取り 全職員へ対象拡大 腹痛や吐き気 塩屋小で学級閉鎖 行政情報発信にLINE活用 [ 社会 ] 2019年10月21日台風19号 災害義援金箱を設置 [ 社会 ] 2019年10月21日
コメントを書く