義士外伝の新作歌舞伎『荒川十太夫』10月に歌舞伎座
2022年09月02日
赤穂義士の堀部安兵衛を介錯した松平家の家臣を題材に新作歌舞伎『荒川十太夫』が東京・歌舞伎座の「十月大歌舞伎」で上演されることが決まった。講談で人気の高い演目がどのように舞台化されるか注目される。
荒川十太夫は伊予松山藩で代々剣術師範を務めた荒川家の初代。吉良邸討ち入り後に同藩松平家に預けられた10人のうち堀部安兵衛と不破数右衛門を介錯した。
本作は、四十七士に関わる人物に焦点を当てた赤穂義士外伝の名作として知られる同名の講談をベースに十太夫が安兵衛を介錯する直前にとっさについた嘘と苦悩、武士としての覚悟を情感豊かに描く。十太夫を尾上松緑、安兵衛を市川猿之助が演じる。
「十月大歌舞伎」は10月4日〜27日(11日、19日は休演)。『荒川十太夫』は第1部(午前11時開演)で上演される。チケットは9月14日(水)午前10時発売。Tel0570・000・489。
関連サイト:
【関連記事】荒川十太夫の子孫が義士墓参
掲載紙面(PDF):
2022年9月3日号(2475号) 4面 (10,436,044byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
『荒川十太夫』で十太夫を演じる尾上松緑Ⓒ松竹
荒川十太夫は伊予松山藩で代々剣術師範を務めた荒川家の初代。吉良邸討ち入り後に同藩松平家に預けられた10人のうち堀部安兵衛と不破数右衛門を介錯した。
本作は、四十七士に関わる人物に焦点を当てた赤穂義士外伝の名作として知られる同名の講談をベースに十太夫が安兵衛を介錯する直前にとっさについた嘘と苦悩、武士としての覚悟を情感豊かに描く。十太夫を尾上松緑、安兵衛を市川猿之助が演じる。
「十月大歌舞伎」は10月4日〜27日(11日、19日は休演)。『荒川十太夫』は第1部(午前11時開演)で上演される。チケットは9月14日(水)午前10時発売。Tel0570・000・489。
<前の記事 |
関連サイト:
【関連記事】荒川十太夫の子孫が義士墓参
掲載紙面(PDF):
2022年9月3日号(2475号) 4面 (10,436,044byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「忠臣蔵の本質死守した」紀里谷監督インタビュー [ 文化・歴史 ] 2015年11月16日赤穂吟詠会の創立55周年大会 広重が描いた忠臣蔵版画展 [ 文化・歴史 ] 2015年11月14日戦没者追悼式 20日にハーモニーH [ イベント ] 2015年11月14日大山描く室井澄さんへ地元が感謝状 [ 文化・歴史 ] 2015年11月13日来年の干支にちなんだ申の木目込み [ 文化・歴史 ] 2015年11月12日1年後ステージ目指し合唱団発足 [ 文化・歴史 ] 2015年11月12日赤穂八幡宮獅子舞が会場魅了 [ 文化・歴史 ] 2015年11月11日尺八と琴の演奏発表会 「トリノコ」に使う神米収穫 四季の叙情歌 調和体書作展 [ 文化・歴史 ] 2015年11月04日踊りと笑顔弾けて「でえしょん祭り」 [ イベント ] 2015年11月01日文武両道の鑑、故木山正規さんを偲ぶ シジミ漁 2日間限定で開放 [ イベント ] 2015年10月31日昭和40年以前の風景や町並み 写真公募
コメントを書く