部活動休止にめげず クラブチームで全国大会へ
2022年09月03日
19歳以下世代がクラブチーム日本一を競うバレーボールの第25回全国ヤングクラブ優勝大会(9月24・25日、和歌山ビッグホエールなど)のU14女子の部に赤穂市内5選手が在籍する若鮎クラブが出場する。
少子化の影響で学校部活動が廃部になるなど、希望するバレーボール活動に十分に取り組めない生徒たちが学校を超えて地域で継続した活動を行い、その成果を発揮できる機会として創設された大会。新宮町を拠点に活動する若鮎クラブは2年前にジュニアからヤングへとチーム体制を変更したばかりで、今回が初出場となる。
現在の部員数は17人。赤穂市内から▽苔縄叶吏(かのり)さん(15)=南野中、背番号3▽宮地怜奈(れな)さん(14)=城西町、同6▽米田胡々葉(ここは)さん(14)=中広、同7▽安達萌生(めい)さん(13)=尾崎、同8▽苔縄幸伽(さいか)さん(13)=南野中、同16の5人がプレーしている。週6日ある練習には、保護者同士が協力してローテーションを組んで送迎しているという。
叶吏さんらが通う赤穂中学校では昨年度までに女子バレーボール部が休止。市内ジュニアチームの練習会場で細々と練習を続けていた中、過去に練習試合で顔を合わせた若鮎クラブの天野実監督(64)から「うちでバレーを続けないか」と勧誘があり、入団した。今春からは妹の幸伽さんと安達さんの1年生2人も加入した。
チームは今季、県大会と近畿大会を制した。元々ジュニア時代には全日本小学生大会に通算6度出場して優勝3回の実績を誇る強豪で、今大会でも上位進出が期待される。エースとしてチームの得点源となっている叶吏さんは「あきらめないでバレーを続けてよかった。全国大会で試合が出来ることを誇りに思う」と健闘を誓い、レシーブと速攻が得意の宮地さんは「最高のメンバーとプレー出来ることを楽しみ、勝ち進みたい」と意気込む。
掲載紙面(PDF):
2022年9月3日号(2475号) 4面 (10,436,044byte)
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バレーボールの全国ヤングクラブ優勝大会へ向けて意気込みを見せる若鮎クラブの5選手=保護者提供
少子化の影響で学校部活動が廃部になるなど、希望するバレーボール活動に十分に取り組めない生徒たちが学校を超えて地域で継続した活動を行い、その成果を発揮できる機会として創設された大会。新宮町を拠点に活動する若鮎クラブは2年前にジュニアからヤングへとチーム体制を変更したばかりで、今回が初出場となる。
現在の部員数は17人。赤穂市内から▽苔縄叶吏(かのり)さん(15)=南野中、背番号3▽宮地怜奈(れな)さん(14)=城西町、同6▽米田胡々葉(ここは)さん(14)=中広、同7▽安達萌生(めい)さん(13)=尾崎、同8▽苔縄幸伽(さいか)さん(13)=南野中、同16の5人がプレーしている。週6日ある練習には、保護者同士が協力してローテーションを組んで送迎しているという。
叶吏さんらが通う赤穂中学校では昨年度までに女子バレーボール部が休止。市内ジュニアチームの練習会場で細々と練習を続けていた中、過去に練習試合で顔を合わせた若鮎クラブの天野実監督(64)から「うちでバレーを続けないか」と勧誘があり、入団した。今春からは妹の幸伽さんと安達さんの1年生2人も加入した。
チームは今季、県大会と近畿大会を制した。元々ジュニア時代には全日本小学生大会に通算6度出場して優勝3回の実績を誇る強豪で、今大会でも上位進出が期待される。エースとしてチームの得点源となっている叶吏さんは「あきらめないでバレーを続けてよかった。全国大会で試合が出来ることを誇りに思う」と健闘を誓い、レシーブと速攻が得意の宮地さんは「最高のメンバーとプレー出来ることを楽しみ、勝ち進みたい」と意気込む。
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2022年9月3日号(2475号) 4面 (10,436,044byte)
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コメント
ただ、残念なのはこの子達の行き先が赤穂市外であること。いい素材もいて、赤穂市内にはバレーで有名な方もおられるのに、結局時間と場所がないのでしょうね。
学校の体育館を社会体育で借りるのが難しいと聞いているので、その部分を改善しないと何も始まらないでしょうね。
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投稿:赤穂市民 2022年09月12日コメントを書く