早乙女たちが稲収穫「抜穂祭」
2022年10月23日
秋の実りに感謝する赤穂大石神社の「抜穂(ぬいぼ)祭」が23日、加里屋西沖の神田であり、菅笠をかぶった早乙女たちが稲を刈り取った。
同神社では「国際コメ年」だった2004年に「お田植祭」と「抜穂祭」を73年ぶりに復活。関西福祉大学の学生が早乙女に扮し、6月の田植えと10月の収穫を行ってきた。コロナ禍で一昨年と昨年は行われず、抜穂祭は3年ぶり。
この日は神事の後、7人の早乙女が神田へ。上仮屋獅子保存会が笛と太鼓で囃子を奏でる中、たわわに実った稲を収穫して狩衣姿の「田男」らが束ねた。飯尾義明宮司は「これからも稲作文化の継承と米のありがたさへの感謝を伝えるために続けていきたい」と話した。
掲載紙面(PDF):
2022年10月29日号(2481号) 4面 (7,751,332byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
古式に則り早乙女や田男らが稲を収穫した「抜穂祭」
同神社では「国際コメ年」だった2004年に「お田植祭」と「抜穂祭」を73年ぶりに復活。関西福祉大学の学生が早乙女に扮し、6月の田植えと10月の収穫を行ってきた。コロナ禍で一昨年と昨年は行われず、抜穂祭は3年ぶり。
この日は神事の後、7人の早乙女が神田へ。上仮屋獅子保存会が笛と太鼓で囃子を奏でる中、たわわに実った稲を収穫して狩衣姿の「田男」らが束ねた。飯尾義明宮司は「これからも稲作文化の継承と米のありがたさへの感謝を伝えるために続けていきたい」と話した。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2022年10月29日号(2481号) 4面 (7,751,332byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
土器に見る渡来人の息吹 [ 文化・歴史 ] 2014年07月18日行燈の明かりに浮かんだ献納俳句 [ 文化・歴史 ] 2014年07月15日伊万里焼をテーマに茶話会 有年牟礼・山田遺跡の調査報告書刊行 [ 文化・歴史 ] 2014年07月12日姫響の演奏会、赤穂出身ピアニスト独奏も 師走の第九合唱へ練習スタート [ 文化・歴史 ] 2014年07月11日棟方志功の処女版画集を展示 [ 文化・歴史 ] 2014年07月11日葛籠、背負子など「昔ばなしと民具」展 [ 文化・歴史 ] 2014年07月04日市美展2014の作品募集要項 大石神社薪能、1日から前売り開始 色絵の美、絵付師・稲田芳雲展 [ 文化・歴史 ] 2014年06月26日「絵画を楽しむ会」のギャラリー展 [ 文化・歴史 ] 2014年06月23日豊かな実り願って早乙女がお田植え [ 文化・歴史 ] 2014年06月22日コンセル・ヌーボ第31回定演 美術工芸作家ら多彩にグループ展 [ 文化・歴史 ] 2014年06月17日
コメントを書く