義士の縁「しばたオイスターバー」10年
2023年01月27日
赤穂義士・堀部安兵衛ゆかりの新潟県新発田市で、複数の飲食店が赤穂産牡蠣を使ったメニューを期間限定で提供するグルメイベント「しばたオイスターバー」が19日開幕。今年で10回目を迎え、例年以上の盛り上がりを見せているという。
忠臣蔵の縁で始まった民間交流から、赤穂産の牡蠣を取り寄せたのをきっかけに2014年にスタートした。当初は数店舗だった参加店は回を重ねるごとに増え、今回はイタリアンや割烹、バーなど過去最多の30店が参加。アヒージョ、パスタ、天ぷら、なめろうなどそれぞれの店舗が趣向を凝らし、牡蠣弁当や牡蠣鍋セットといったテイクアウトを含めて合計60品を超えるメニューを提供している。
赤穂を発送した牡蠣は翌日に新発田に届く。実行委員会が一括で仕入れて各参加店に分配する方式で輸送コストを抑えている。新鮮でおいしい牡蠣料理をお得な価格で楽しめるとあって、イベントを目当てに市外から訪れる客も増え、地域の活性化にも役立っているという。
今年は10回目を記念し、地元のビール会社が新発田産レモンと赤穂産の塩を加えたクラフトビール「月と海」を限定醸造。レモンの爽やかな香りと塩のまろやかな味わいが牡蠣料理にマッチして人気という。また、市内に4軒ある酒蔵が牡蠣に合う日本酒を厳選し、各参加店で楽しめる。
昨年は期間中に約1トンの牡蠣を赤穂から取り寄せた。今年の入荷量はさらに上回る見込み。第1回から実行委員長としてイベントを仕切る関根正隆さん(45)は「こちらでもスーパーで牡蠣が手に入りますが、赤穂から取り寄せた牡蠣は格段においしい。新発田の料理人が腕を振るった自慢のメニューを多くのみなさんに味わってほしい」と話している。
同イベントは2月28日(火)まで。安兵衛が名を上げた「高田馬場の決闘」があった2月11日を「新発田は牡蠣の日」として、10日(金)〜12日(日)は各店で割引セットなどの特典あり。
関連サイト:
■「しばたオイスターバー2023」(公式サイト)
掲載紙面(PDF):
2023年1月28日号(2493号) 3面 (10,074,557byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
忠臣蔵の縁で始まった民間交流から、赤穂産の牡蠣を取り寄せたのをきっかけに2014年にスタートした。当初は数店舗だった参加店は回を重ねるごとに増え、今回はイタリアンや割烹、バーなど過去最多の30店が参加。アヒージョ、パスタ、天ぷら、なめろうなどそれぞれの店舗が趣向を凝らし、牡蠣弁当や牡蠣鍋セットといったテイクアウトを含めて合計60品を超えるメニューを提供している。
赤穂を発送した牡蠣は翌日に新発田に届く。実行委員会が一括で仕入れて各参加店に分配する方式で輸送コストを抑えている。新鮮でおいしい牡蠣料理をお得な価格で楽しめるとあって、イベントを目当てに市外から訪れる客も増え、地域の活性化にも役立っているという。
今年は10回目を記念し、地元のビール会社が新発田産レモンと赤穂産の塩を加えたクラフトビール「月と海」を限定醸造。レモンの爽やかな香りと塩のまろやかな味わいが牡蠣料理にマッチして人気という。また、市内に4軒ある酒蔵が牡蠣に合う日本酒を厳選し、各参加店で楽しめる。
赤穂の真塩と新発田産レモンを使ったクラフトビール「月と海」
昨年は期間中に約1トンの牡蠣を赤穂から取り寄せた。今年の入荷量はさらに上回る見込み。第1回から実行委員長としてイベントを仕切る関根正隆さん(45)は「こちらでもスーパーで牡蠣が手に入りますが、赤穂から取り寄せた牡蠣は格段においしい。新発田の料理人が腕を振るった自慢のメニューを多くのみなさんに味わってほしい」と話している。
同イベントは2月28日(火)まで。安兵衛が名を上げた「高田馬場の決闘」があった2月11日を「新発田は牡蠣の日」として、10日(金)〜12日(日)は各店で割引セットなどの特典あり。
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関連サイト:
■「しばたオイスターバー2023」(公式サイト)
掲載紙面(PDF):
2023年1月28日号(2493号) 3面 (10,074,557byte)
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