忠臣蔵のふるさと・播州赤穂の地域紙「赤穂民報」のニュースサイト
文字の大きさ

赤穂民報


  1. トップページ
  2. 子供街ネタ
  3. 記事詳細

我が子背負って日課の登山

 2023年04月02日 
 市民の健康登山が盛んな雄鷹台山で、日々子どもを背負って山登りを続けている女性が登山仲間の間で話題になっている。

長女の菜珠奈ちゃんを背負って日課の雄鷹台山登山を2年8か月続けた福本理奈さん


 大町の主婦、福本理奈さん(46)が同山に初めて登ったのは4年前。長男の誉君(10)の子育てが落ち着き、空いた時間に一人で登ってみた。頂上に着いたときの爽快な気分が忘れられず、それ以来、子どもを学校に送り出して家事を済ませると山へ向かうようになった。

 2020年3月に長女の菜珠奈(なずな)ちゃんを出産。山に登りたいが、乳飲み子を家に置いていくわけにはいかない。「それなら、一緒に連れて行こう」と首が安定した生後4か月頃から背負って登り始めた。

 登山口から頂上(標高253メートル)まで、背中の菜珠奈ちゃんと会話しながら登って下りる。言葉を覚えるにつれて「葉っぱを触りたい」「ドングリ拾って」など好奇心も旺盛に。背負って登り始めたとき約6キロだった菜珠奈ちゃんの体重は15キロ近くになり、ベビーキャリアの肩ひもからずっしり重さを感じるようになった。最近は無理せず7合目で折り返す。

 菜珠奈ちゃんは今春幼稚園に入園するため、毎朝背負っての登山は区切りになる。これからは休日に夫の浩さん(46)も一緒に家族4人でハイキングするのが楽しみになりそう。福本さんは「公園に遊びに行く感じで登山を楽しめれば。大きくなっても山が好きでいてほしい」と願っている。
<前の記事


掲載紙面(PDF):
2023年4月1日号(2502号) 4面 (9,714,363byte)
 (PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)


コメントを書く

お名前 (必須。ペンネーム可):

メールアドレス (任意入力 表示されません):

内容 (必須入力):

※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。

1 2 3 4 5 6 7

今週のイベント・催し
23
(月)
 
24
(火)
25
(水)
26
(木)
27
(金)
 
28
(土)
 
29
(日)

最新のコメント

  • 丸山サンビーチ駐車場 また過大徴収←赤穂民報(11/27)
  • 丸山サンビーチ駐車場 また過大徴収←吉良上野介(11/27)
  • 丸山サンビーチ駐車場 また過大徴収←赤穂民報(11/27)

各種お申込み

以下より各お申込み、資料請求フォームにリンクしています。ご活用下さい。

スマホサイトQRコード

スマホ用URLをメールでお知らせ!
e-mail(半角入力)


ドメイン指定受信をされている方は「@ako-minpo.jp」を指定してください。

閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警
閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警