パワリフ界の「女王」27度目全日本優勝 MVPは25年連続
2023年06月10日
バーベル3種目の合計で競うパワーリフティングの第47回全日本女子選手権大会(5月20・21日、沖縄市体育館)女子47キロ級で、若草町の福島友佳子さん(52)が26年連続27回目の優勝。「女王」の貫禄を見せつけた。
スクワット192・5キロとデッドリフト173・5キロは、いずれも自身の日本記録を更新。ルール変更で判定基準が厳しくなったベンチプレスでも127・5キロをマークした。計9回の試技すべてを「白3本」のパーフェクトでクリアし、トータル493・5キロは5年前に記録した自己ベストにあと3キロに迫る好記録。25年連続となるMVP(文部科学大臣杯)を受賞した。セコンドの夫和文さん(56)も男子83キロ級(50歳代の部)で2位になり、夫婦揃ってメダルを獲得した。
22年間暮らした東京から赤穂へ移住して2年半。練習拠点の「パワーハウス赤穂」でインストラクターとして勤務しながらトレーニングする環境に慣れ、限られた時間で効率よく練習するサイクルが整ってきたという。今大会前は「もう一度、基礎から」とベースとなる筋力アップに取り組み、好調な状態で会場に乗り込んだ。
「今回は心技体が揃った、めったにない良い状態で出場できました」と福島さん。次の照準は11月にリトアニアである世界選手権。「まずはけがをしないこと」とコンディションの維持に努め、3年連続8度目の金メダルを狙う。
掲載紙面(PDF):
2023年6月10日号(2510号) 1面 (6,400,245byte)
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パワーリフティングの全日本女子選手権で26年連続27回目の優勝と25年連続MVPに輝いた福島友佳子さんとセコンドの夫和文さん
スクワット192・5キロとデッドリフト173・5キロは、いずれも自身の日本記録を更新。ルール変更で判定基準が厳しくなったベンチプレスでも127・5キロをマークした。計9回の試技すべてを「白3本」のパーフェクトでクリアし、トータル493・5キロは5年前に記録した自己ベストにあと3キロに迫る好記録。25年連続となるMVP(文部科学大臣杯)を受賞した。セコンドの夫和文さん(56)も男子83キロ級(50歳代の部)で2位になり、夫婦揃ってメダルを獲得した。
22年間暮らした東京から赤穂へ移住して2年半。練習拠点の「パワーハウス赤穂」でインストラクターとして勤務しながらトレーニングする環境に慣れ、限られた時間で効率よく練習するサイクルが整ってきたという。今大会前は「もう一度、基礎から」とベースとなる筋力アップに取り組み、好調な状態で会場に乗り込んだ。
「今回は心技体が揃った、めったにない良い状態で出場できました」と福島さん。次の照準は11月にリトアニアである世界選手権。「まずはけがをしないこと」とコンディションの維持に努め、3年連続8度目の金メダルを狙う。
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